2009年06月18日
魚名:アオミシマ


デジタルお魚図鑑より
大きさ:40cm
学名:Xenocephalus elongatus 英名:Blue spotted stagazer
地方名:アカサンボ、ムシマ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-ミシマオコゼ科
分布:北海道以南、東シナ海、渤海 大きさ:40cm
正直なところ、アオミシマなんて魚の名前を知ったのは今回が初めてです。これまでに見たことも、釣ったことも、また食べたこともありませんでした。
世間でもそれほど知られていないようで、それほど多くの話題は見出せませんでした。
<特徴 >
頭と体は縦に平たく、尾の部分は丸い。頭部側面の上部にやや大きな目がある。背びれは1つ。成長とともに下あごが張り出す。胸びれは四角形である。産卵期は8~10月で夏~秋に黒いフグのような稚魚が沿岸で見ることができ、成長しながら大陸棚の斜面に降りていく。1年で7cm、3年で24cm、5年で35cmに成長する。
「水族館ふりーく」と言うサイトでは下記のような記述がありました。
『まだまだ幼魚なので数cm程度の小さな個体ですが、30cm程度にまで成長する魚です。成長するとどんどん下顎が出てきて、面白い顔になってきます。(笑)
味はよくないとされ、雑魚として扱われ練り製品の原料となっているくらいです。まあ、人間からはあまり相手にされない魚のようですが…個人的にはアオミシマは大変貪欲な魚という印象があります。
というのもこの水槽に同居していたお魚さんたち、ほとんどが彼の胃袋に納められてしまったとのことです。また、底曳網でしばしば漁獲がある魚なのだそうですが、水揚げされるときは大抵何かをくわえているそうです…(^^;』
更に、「市場魚介類図鑑」さんでは下記のように言っておられます。
『一般には流通しない。水揚げの港でも雑魚として扱われる。安い。日本各地から東シナ海、黄海。定置網や浅い場所を曳く底引き網でとれるもの。
あまりうまいとは言えない魚であるが、やや赤みがかった白身で工夫次第でいろいろ使えそうだ。刺身、煮つけや、ブイヤベースの材料ともなる。』

Posted by きーさん at 07:35│Comments(0)
│海の魚
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