魚名:アカカマス

きーさん

2009年06月29日 07:14

30歳から始めるカラダの
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「デジタルお魚図鑑」より

大きさ:30cm

学名:Sphyraena pinguis  英名:Red barracuda

地方名:アカカマサ、ナダカマサ 

脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-カマス科

分布:南日本(琉球列島を除く)東シナ海~南シナ海



<特徴>

体は細長い円筒形に近く、下あごが上あごより前方へとびだし、口先は尖っている。頭は小さく、眼は大きい。体は背の部分が黄褐色で腹側は白い。第1背びれは腹びれの少し後方にある。水深20~60mの沿岸に生息する。夏に浮遊性の卵を産み、1年で25cm、2年で30cmに成長する。イワシ類、エビ・カニ類などを食べる。うろこのきめが粗いことでヤマトカマスと識別できる。旬は秋である。
「デジタルお魚図鑑」より)

尚、「叺(かます)」とは長方形の筵(むしろ)を二つ折りにして袋状にしたもので、昭和30年代くらいまでは方々で使われているのを見かけたものです。水産の世界でも盛んに使われていたようです。この叺(かます)のように口が大きいことからカマスと命名されたそうです。また体色がヤマトカマス(本カマス)と比べて赤味を帯びていることからアカカマスと言われている所以です。
叺(かます)の写真はこちら!


『東京のさかな』では下記のような説明がありました。

『アカカマスは関東近辺では相模湾、駿河湾などでもとれ、とてもなじみ深い魚である。当然、市場にあっても見ぬ日はないくらいだ。

その昔は主に塩焼き用、もしくは加工され干物として流通してきた。だから比較的庶民的な魚といえただろう。それが近年徐々に値を上げてきている。これは「カマス=塩焼き用」というのがくずれてきて、刺身や寿司ネタにも利用され始めたからだ。

ちょっと気のきいた料理屋などでは三枚に卸して血合い骨を抜き、皮目をさっとあぶって出す。もしくは軽く締めるなどして出してくる。また干物となってもアカカマスはかなり上等の部類である。また大型の干物材料の確保はなかなか難しいという。』



<アカマスの動画>

1.アカカマスの大群

2.須江、内浦のアカカマス









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