2009年12月01日
魚名:カガミダイ
さかな、サカナ、魚!
30歳から始めるカラダの
アンチエイジングプログラム~ザファーム~


「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:50cm
学名:Zenopsis nebulosa 英名:Dory
地方名:ワシダイ、ワニウオ
脊椎動物門-硬骨魚綱-マトウダイ目-マトウダイ科
分布:北海道南部、東シナ海、オーストラリア
<特徴>
マトウダイによく似るが、体の中央に眼状斑がなく、額の前線がくぼんでいるので見分けることができる。マトウダイより深所にすみ、魚類、エビ、イカ類を食べる。春に産卵するといわれている。幼魚はほぼ円形で体側に不規則な黒い色帯が縦に入っている。肉はマトウダイよりも劣るといわれているが、冬にはなかなかおいしい。漁獲量はそれほど多くない。
この魚に付いては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように記述されています。
『市場には、ときどき入荷する。マトウダイと比べて安い。本州は福島県以南のやや深い海に棲息している。
近縁のマトウダイと比べてまずい魚との評価があるがけっこううまい魚である。マトウダイがデコッパチなのに比べておでこがくぼんでいるのが見分けるコツ。
生きているときは眩しいほどの銀色をしている。この銀色の皮はサビキ(疑似餌)の材料にされる。食材としては、いつも近縁のマトウダイと比較されて、そして安い。それではそれほどマトウダイと差があるかと言えば、ほとんど同じように使えるのだ。
刺身は透明感があり見栄えがするが旨味は少ない。これを補うのがキモである。脂たっぷりのキモを包丁でたたきしょうゆと合わせて刺身を食べると旨い。またムニエルやフライなどの油を使う料理に向いている。』
また、「丹後の海の生き物」では次のように解説されています。
『マトウダイ科の魚で最大で50センチに達し、マトウダイとはオデコが凹んでいる、体の中央にある斑紋が不明瞭であるという点で区別することができます。水揚げ直後の新鮮な魚体に限れば、そのような細かい点を見比べるまでもなく、両種の違いは一目瞭然です。
ややくすんだ色のマトウダイに対して、カガミダイはその名が示すように、体が鏡のように美しく輝いています。丹後ではギン(銀)バトと呼ばれ、英語でもミラー(鏡)ドーリィ(マトウダイ科の英語)と呼びます。この鏡のような魚皮は、アジのサビキ釣り用の擬餌針として用いられることもあります。
生息場所はマトウダイよりもやや深い泥底の海域です。丹後海周辺にはあまり多くいないので、専門に狙う漁業はなく、底曳網や定置網等で稀に混獲される程度です。 味はマトウダイ並ともやや劣るとも言われますが、和洋中様々な料理で美味しく賞味することが出来ます。』
<カガミダイの食べ方>
1.カガミダイの干物
2.カガミダイのグリル
3.カガミダイの握り寿司 カガミダイはヒラメと同じように5枚卸にする。皮は透明な皮とその下にある銀色の皮をそれぞれ別に取る。私のやり方は最初、、頭の下に切込みを入れ、次に背びれ、腹ビレ側の縁に切込みを入れ、そこで外側の透明な皮だけを剥がすようにして取る。この皮は石鹸水につけておき、汚れを取った後アルコールに浸し、ガラス瓶に貼って乾かす。バケの皮を剥がすわけ。あとはヒラメと同様に中骨のあたりから包丁を入れ5枚に下ろし、身と銀色の皮の間に包丁を入れ、皮を引くときれいな白身が取れる。寿司ネタに切って、握りにする。
4.カガミダイのソテー たくさん釣れることの無い魚なのでいろいろな食べ方を試してみると良い。今回は銀色の皮をつけたままでソテーしてみた。塩、コショウしてしばらく置き、小麦粉をつけ、オリーブオイルで焼くだけ。最後に白ワインを少しかける。上品な味でワインがピッタシ合う一品。




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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:50cm
学名:Zenopsis nebulosa 英名:Dory
地方名:ワシダイ、ワニウオ
脊椎動物門-硬骨魚綱-マトウダイ目-マトウダイ科
分布:北海道南部、東シナ海、オーストラリア
<特徴>
マトウダイによく似るが、体の中央に眼状斑がなく、額の前線がくぼんでいるので見分けることができる。マトウダイより深所にすみ、魚類、エビ、イカ類を食べる。春に産卵するといわれている。幼魚はほぼ円形で体側に不規則な黒い色帯が縦に入っている。肉はマトウダイよりも劣るといわれているが、冬にはなかなかおいしい。漁獲量はそれほど多くない。
この魚に付いては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように記述されています。
『市場には、ときどき入荷する。マトウダイと比べて安い。本州は福島県以南のやや深い海に棲息している。
近縁のマトウダイと比べてまずい魚との評価があるがけっこううまい魚である。マトウダイがデコッパチなのに比べておでこがくぼんでいるのが見分けるコツ。
生きているときは眩しいほどの銀色をしている。この銀色の皮はサビキ(疑似餌)の材料にされる。食材としては、いつも近縁のマトウダイと比較されて、そして安い。それではそれほどマトウダイと差があるかと言えば、ほとんど同じように使えるのだ。
刺身は透明感があり見栄えがするが旨味は少ない。これを補うのがキモである。脂たっぷりのキモを包丁でたたきしょうゆと合わせて刺身を食べると旨い。またムニエルやフライなどの油を使う料理に向いている。』
また、「丹後の海の生き物」では次のように解説されています。
『マトウダイ科の魚で最大で50センチに達し、マトウダイとはオデコが凹んでいる、体の中央にある斑紋が不明瞭であるという点で区別することができます。水揚げ直後の新鮮な魚体に限れば、そのような細かい点を見比べるまでもなく、両種の違いは一目瞭然です。
ややくすんだ色のマトウダイに対して、カガミダイはその名が示すように、体が鏡のように美しく輝いています。丹後ではギン(銀)バトと呼ばれ、英語でもミラー(鏡)ドーリィ(マトウダイ科の英語)と呼びます。この鏡のような魚皮は、アジのサビキ釣り用の擬餌針として用いられることもあります。
生息場所はマトウダイよりもやや深い泥底の海域です。丹後海周辺にはあまり多くいないので、専門に狙う漁業はなく、底曳網や定置網等で稀に混獲される程度です。 味はマトウダイ並ともやや劣るとも言われますが、和洋中様々な料理で美味しく賞味することが出来ます。』
<カガミダイの食べ方>
1.カガミダイの干物
2.カガミダイのグリル
3.カガミダイの握り寿司 カガミダイはヒラメと同じように5枚卸にする。皮は透明な皮とその下にある銀色の皮をそれぞれ別に取る。私のやり方は最初、、頭の下に切込みを入れ、次に背びれ、腹ビレ側の縁に切込みを入れ、そこで外側の透明な皮だけを剥がすようにして取る。この皮は石鹸水につけておき、汚れを取った後アルコールに浸し、ガラス瓶に貼って乾かす。バケの皮を剥がすわけ。あとはヒラメと同様に中骨のあたりから包丁を入れ5枚に下ろし、身と銀色の皮の間に包丁を入れ、皮を引くときれいな白身が取れる。寿司ネタに切って、握りにする。
4.カガミダイのソテー たくさん釣れることの無い魚なのでいろいろな食べ方を試してみると良い。今回は銀色の皮をつけたままでソテーしてみた。塩、コショウしてしばらく置き、小麦粉をつけ、オリーブオイルで焼くだけ。最後に白ワインを少しかける。上品な味でワインがピッタシ合う一品。
2009年10月15日
魚名:カイワリ
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:30cm
学名:Kaiwarinus equula 英名:Horse kingfish
地方名:ギンアジ、オキアジ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-アジ科
分布:南日本、インド、・太平洋の温帯、亜熱帯
<特徴>
沿岸からやや沖合いの水深200m以浅の砂泥域の底層に生息している。砂底に水をふきかけて主に底生性の甲殻類や魚類を掘り出して食べる。貝殻を割って食べるということからカイワリの名前が付いたといわれている。シマアジとよく似ているが、カイワリはアジ類の中で体高が最も高いことで区別できる。
9~11月に海表面を浮遊する丸い形の卵を産む。幼魚は大型のクラゲにつくことがある。体側に6個の暗めの褐色の横帯があるが成長にしたがって消える。口の中にシマアジノエなどの寄生等脚類が見られることが多い。アジ類の中でシマアジに次いでおいしい。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このカイワリについて、「市場魚貝類図鑑」では下記のように記述されています。
『カイワリはまことにうまい。大きければ大きいほどうまい。味覚ではアジ科では最上であろう。刺身の味はきめが細かく、旨味脂がある。塩焼きは絹のようなしっとりした味わい。
相模湾沿いの旅館や料理屋などでは「角あじの塩焼き」として名物にもなっている。他には煮つけ、ムニエル、フライなど。
産地では高い評価があり、それなりに高価。魚を知るひとほどカイワリの評価が高い。味の良さはアジの仲間でも最上の部類で、特に大型のものはシマアジよりうまいと思う。
水揚げが少ないために知名度はローカルなものとしてとどまっている。美味な割に価格が安いといううれしい魚である。
呼び名・方言:神奈川県相模湾、静岡県沼津市では「角あじ」。静岡県焼津市で「めかりあじ」。神奈川県真鶴町では「ぴっかり」。愛知県一色町では「ひらあじ」。鹿児島県南さつま市笠沙では「ぜんめ」。また「めっき」と呼ぶ地域は多く。三重県尾鷲市、広島県倉橋島、長崎県長崎魚市場など。広島県倉橋島では「しまあじ」と言う呼び名もある。
「めっきゅう」、「べんけい」、「べいけん」、「べけん」、「せいまい」、「ぜんまい」、「ぐい」、「ぎんだい」、「もちのうお」、「こせ」、「こぜん」。』
<カイワリのレシピ>
1.カイワリのピカタ・エノキダケとニンニクの芽のソース弁当
2.カイワリのムニエルとコールスローの弁当
3.カイワリのムニエル・甘辛酢ソース
4.カイワリソースカツ丼
5.カイワリの骨煎餅
6.カイワリの兜揚げ
7.カイワリカツサンド
8.カイワリの刺身
☆ 動画:キュウセンとカイワリ




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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:30cm
学名:Kaiwarinus equula 英名:Horse kingfish
地方名:ギンアジ、オキアジ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-アジ科
分布:南日本、インド、・太平洋の温帯、亜熱帯
<特徴>
沿岸からやや沖合いの水深200m以浅の砂泥域の底層に生息している。砂底に水をふきかけて主に底生性の甲殻類や魚類を掘り出して食べる。貝殻を割って食べるということからカイワリの名前が付いたといわれている。シマアジとよく似ているが、カイワリはアジ類の中で体高が最も高いことで区別できる。
9~11月に海表面を浮遊する丸い形の卵を産む。幼魚は大型のクラゲにつくことがある。体側に6個の暗めの褐色の横帯があるが成長にしたがって消える。口の中にシマアジノエなどの寄生等脚類が見られることが多い。アジ類の中でシマアジに次いでおいしい。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このカイワリについて、「市場魚貝類図鑑」では下記のように記述されています。
『カイワリはまことにうまい。大きければ大きいほどうまい。味覚ではアジ科では最上であろう。刺身の味はきめが細かく、旨味脂がある。塩焼きは絹のようなしっとりした味わい。
相模湾沿いの旅館や料理屋などでは「角あじの塩焼き」として名物にもなっている。他には煮つけ、ムニエル、フライなど。
産地では高い評価があり、それなりに高価。魚を知るひとほどカイワリの評価が高い。味の良さはアジの仲間でも最上の部類で、特に大型のものはシマアジよりうまいと思う。
水揚げが少ないために知名度はローカルなものとしてとどまっている。美味な割に価格が安いといううれしい魚である。
呼び名・方言:神奈川県相模湾、静岡県沼津市では「角あじ」。静岡県焼津市で「めかりあじ」。神奈川県真鶴町では「ぴっかり」。愛知県一色町では「ひらあじ」。鹿児島県南さつま市笠沙では「ぜんめ」。また「めっき」と呼ぶ地域は多く。三重県尾鷲市、広島県倉橋島、長崎県長崎魚市場など。広島県倉橋島では「しまあじ」と言う呼び名もある。
「めっきゅう」、「べんけい」、「べいけん」、「べけん」、「せいまい」、「ぜんまい」、「ぐい」、「ぎんだい」、「もちのうお」、「こせ」、「こぜん」。』
<カイワリのレシピ>
1.カイワリのピカタ・エノキダケとニンニクの芽のソース弁当
2.カイワリのムニエルとコールスローの弁当
3.カイワリのムニエル・甘辛酢ソース
4.カイワリソースカツ丼
5.カイワリの骨煎餅
6.カイワリの兜揚げ
7.カイワリカツサンド
8.カイワリの刺身
☆ 動画:キュウセンとカイワリ
2009年10月14日
魚名:オヒョウ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:2.5m
学名:Hippoglossus stenolepis 英名:Pacific halibut
地方名:オガレイ、ササガレイ
脊椎動物門-硬骨魚綱-カレイ目-カレイ科
分布:東北地方以北、日本海北部、オホーツク海、ベーリング海、カリフォルニア
<特徴>
世界最大のカレイで、日本近海では1m程度のものが多い。尾柄は細長く、尾びれが大きく、後縁は半月形。水深50~500mの海底にすみ、タコ、魚、エビ、時には海鳥さえも大きな口でのみこむ。産卵期は5~7月頃、200mほどの浅海に移動して産卵する。稚魚は半年ほど浮遊生活をして、体長4cmぐらいになると底生生活に移る。
成長は遅く、5年で45cm、8~10年で成熟して1m近くになる。乱獲により漁獲量は激減し、現在漁場は国際太平洋オヒョウ委員会の厳密な管理下におかれ、北米では徐々に回復しつつある。日本にはアメリカ産や大西洋産も輸入されている。肉は脂肪が少ないがおいしい。 (「デジタルお魚図鑑」より)
<オヒョウ巨大化の秘密>
『さて、これだけの大きさになるのですから、赤ちゃんオヒョウの頃から飛び抜けて大きい図体をしているものと想像してしまいますが、これが意外なことに産まれたころのオヒョウは、他のカレイやヒラメと大差ありません。
それではこの大きさの秘訣はダイオウイカ並みの成長力の速さにあるのでしょうか?ダイオウイカは外套長 (がいとうちょう - 筒状の胴体の部分) だけで2メートル、触腕 (しょくわん - エサを取る極端に長くなる1対の腕) を含めると10メートルを超える個体も何度か捕獲されています。
しかし、イカやタコの仲間、頭足類は非常に短命で、巨大なダイオウイカといえども例外ではありません。小さな頭足類の寿命は半年から1年ぐらい、よく分かっていないもののダイオウイカでさえ2年とか3年などといわれています。つまり類い希な成長力の速さがダイオウイカの巨大さの秘訣です。
産まれた頃は他のカレイの赤ちゃんと大きさが変わらないということは、このオヒョウもダイオウイカのように驚異的な速さで成長するのでしょうか?
ところがこれも違います。ヒラメなど1年目で既に30センチ、その後は少しずつ成長スピードが落ちていき、大きいもので1メートル近くまで成長していきます。他の大型のカレイの仲間も1年目で20センチぐらいまで成長し、その後はゆっくりと成長してきます。
オヒョウはというと、1年目は10センチにも満たないのです。ヒラメや大型のカレイに全く及びません。しかし、2年目で20センチ、3年目で30センチ、、、といった具合に、1年間でほぼ10センチ前後成長していきます。
ある一定の大きさになると、成長スピードは当然落ちてくるものですが、オヒョウの場合はマイペースで約10センチずつ成長し続け、20歳を迎える頃には2メートル近くにまで成長します。最初こそ他のカレイやヒラメに及ばないものの、持続する成長力こそがオヒョウ巨大化の秘密なのです。』(「UMAファン ~ 未確認動物」より)
<オヒョウの動画>
1.Giant Halibut
2.Giant 205 lb Halibut
3.GIANT ALASKAN HALIBUT
4.Fish4U - Halibut fishing Norway - C&R 122 lb
5.Alaska Halibut: Underwater Footage
☆ 巨大オヒョウ
☆ オヒョウ・脅威の釣り大会
<オヒョウのレシピ>
1.オヒョウのソテー(バジルソース)
2.オヒョウの頬肉・ケッパーソースかけ
3.オヒョウ(Halibut)の味噌田楽 レシピ
4.オヒョウのアーモンド衣焼き
5.オヒョウのさっぱり野菜ドレッシング添え




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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:2.5m
学名:Hippoglossus stenolepis 英名:Pacific halibut
地方名:オガレイ、ササガレイ
脊椎動物門-硬骨魚綱-カレイ目-カレイ科
分布:東北地方以北、日本海北部、オホーツク海、ベーリング海、カリフォルニア
<特徴>
世界最大のカレイで、日本近海では1m程度のものが多い。尾柄は細長く、尾びれが大きく、後縁は半月形。水深50~500mの海底にすみ、タコ、魚、エビ、時には海鳥さえも大きな口でのみこむ。産卵期は5~7月頃、200mほどの浅海に移動して産卵する。稚魚は半年ほど浮遊生活をして、体長4cmぐらいになると底生生活に移る。
成長は遅く、5年で45cm、8~10年で成熟して1m近くになる。乱獲により漁獲量は激減し、現在漁場は国際太平洋オヒョウ委員会の厳密な管理下におかれ、北米では徐々に回復しつつある。日本にはアメリカ産や大西洋産も輸入されている。肉は脂肪が少ないがおいしい。 (「デジタルお魚図鑑」より)
<オヒョウ巨大化の秘密>
『さて、これだけの大きさになるのですから、赤ちゃんオヒョウの頃から飛び抜けて大きい図体をしているものと想像してしまいますが、これが意外なことに産まれたころのオヒョウは、他のカレイやヒラメと大差ありません。
それではこの大きさの秘訣はダイオウイカ並みの成長力の速さにあるのでしょうか?ダイオウイカは外套長 (がいとうちょう - 筒状の胴体の部分) だけで2メートル、触腕 (しょくわん - エサを取る極端に長くなる1対の腕) を含めると10メートルを超える個体も何度か捕獲されています。
しかし、イカやタコの仲間、頭足類は非常に短命で、巨大なダイオウイカといえども例外ではありません。小さな頭足類の寿命は半年から1年ぐらい、よく分かっていないもののダイオウイカでさえ2年とか3年などといわれています。つまり類い希な成長力の速さがダイオウイカの巨大さの秘訣です。
産まれた頃は他のカレイの赤ちゃんと大きさが変わらないということは、このオヒョウもダイオウイカのように驚異的な速さで成長するのでしょうか?
ところがこれも違います。ヒラメなど1年目で既に30センチ、その後は少しずつ成長スピードが落ちていき、大きいもので1メートル近くまで成長していきます。他の大型のカレイの仲間も1年目で20センチぐらいまで成長し、その後はゆっくりと成長してきます。
オヒョウはというと、1年目は10センチにも満たないのです。ヒラメや大型のカレイに全く及びません。しかし、2年目で20センチ、3年目で30センチ、、、といった具合に、1年間でほぼ10センチ前後成長していきます。
ある一定の大きさになると、成長スピードは当然落ちてくるものですが、オヒョウの場合はマイペースで約10センチずつ成長し続け、20歳を迎える頃には2メートル近くにまで成長します。最初こそ他のカレイやヒラメに及ばないものの、持続する成長力こそがオヒョウ巨大化の秘密なのです。』(「UMAファン ~ 未確認動物」より)
<オヒョウの動画>
1.Giant Halibut
2.Giant 205 lb Halibut
3.GIANT ALASKAN HALIBUT
4.Fish4U - Halibut fishing Norway - C&R 122 lb
5.Alaska Halibut: Underwater Footage
☆ 巨大オヒョウ
☆ オヒョウ・脅威の釣り大会
<オヒョウのレシピ>
1.オヒョウのソテー(バジルソース)
2.オヒョウの頬肉・ケッパーソースかけ
3.オヒョウ(Halibut)の味噌田楽 レシピ
4.オヒョウのアーモンド衣焼き
5.オヒョウのさっぱり野菜ドレッシング添え
2009年10月13日
魚名:オニカサゴ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:25cm
学名:Scorpaenopsis cirrhosa 英名:Hairy stingfish
地方名:オコゼゴウゾウ、ゴウチ
脊椎動物門-硬骨魚綱-カサゴ目-フサカサゴ科
分布:南日本(琉球列島を除く)
<特徴>
沿岸部のやや深めの岩礁域、砂泥底、砂礫底に住んでいる。エビやゴカイなどの小動物を食べる。眼の間が狭く、深くくぼんでいるのが特徴。赤い体に不規則な暗色の斑点が散らばっているが、体色は生息場所の水深によって変化する。イカの切り身などをエサにして一年を通して釣ることができる。カサゴよりも深い場所にいる。ヒレには毒がある。煮付けなどにするとおいしいが、市場での値は低い。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオニカサゴについては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『西日本から少ないながらも入荷してくる。値段はやや高値。
棘に注意して取り扱うこと。いちばん旨いのは汁気のある料理。刺身などにすると歩留まりが悪いので、もし刺身にしてもアラを生かして潮汁などにする。汁ものでもっとも旨いのは鍋やブイヤベース。非常に濃厚な出汁がとれる。
刺身は透明感のある白身で薄造りにするに限る。また皮が硬いのが難点だが霜皮造りもいける。塩焼き、煮つけも美味。』
<オニカサゴの猛毒に注意!>
『オニカサゴは、背ビレの棘に毒蛇に匹敵するほどの猛毒を持っています。何のために彼らがこれほどまでの猛毒で武装しているのかはわかりません。ただ、伊豆大島の海底でイズカサゴを発見し、水中カメラを向けて近づいたときは、明らかに背ビレや胸ビレを広げ、こちらを威嚇しました。
カサゴの仲間などは、大きな捕食魚に喰われたとき、ヒレというヒレを全開し、骨のように硬い棘を立てて飲み込まれないように抵抗する防御行動をとります。おそらくオニカサゴも同様だと考えられます。そこにさらに猛毒が必要なのかどうかは疑問で、はたしてオニカサゴをくわえた大型魚にこの毒がどのように作用するのかは謎です。
ただ少なくとも私たちにはとんでもない害を与えます。オニカサゴを持つときは、基本は磯でアイゴをつかむような頑丈なバリバサミ(フィッシュホルダー)などを使い、イシダイ釣りなどで使うガンガゼバサミ(トゲチョキ)を使って背ビレの棘を切り落としてしまうと安全です。尻ビレにも大きな棘があるので、ここも切っておくといいでしょう。
ただし切る際は風向きを考慮し、また顔を必要以上にサカナに近づけないことです。毒棘を切り落とす際に毒液が飛散することがあり、これが目に入ると失明するという話もあります。切る際は船べりから船外に出した低い位置で切るか、水を入れたバケツの中で、いずれの場合も前述のようにしっかりとサカナをはさんで行なうといいでしょう。
もし万が一刺されてしまった場合、応急処置として、傷口を海水もしくは真水で洗い流し、50度ほどのお湯を患部にかけるといいです。お湯をかけたら血の巡りが良くなって逆効果と思われがちですが、これはオニカサゴの毒が蛋白毒であり、熱によって毒を固めてカラダに拡散しないようにするものです。
毒そのものに致死力までは少なく、よほどカラダが弱った人でない限り大事に至ることはないようですが、とにかくいまだかつて経験したことのないような激痛であることは免れません。この応急処置で、痛みは半分ぐらいにはなるはずですが、必ず医師の診察を受けるべきです。しかもそれは地元の病院の方がいいと思います。都会の病院よりもあきらかに対処例も多いはずですから。。くれぐれもご注意を。』 (「釣魚 水中生態学」より)
<オニカサゴの釣り方>
1.オニカサゴ釣り
2.オニカサゴの釣り方
3.東京湾のオニカサゴ釣りの釣り具・仕掛け
<オニカサゴのレシピ>
1.オニカサゴの下処理
2.オニカサゴのアクアパッツァ
3.おやじ流手料理ーオニカサゴ
4.オニカサゴのしゃぶしゃぶ
5.オニカサゴ 薬味鍋

サプリメントのオーダーメイド



30歳から始めるカラダの
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:25cm
学名:Scorpaenopsis cirrhosa 英名:Hairy stingfish
地方名:オコゼゴウゾウ、ゴウチ
脊椎動物門-硬骨魚綱-カサゴ目-フサカサゴ科
分布:南日本(琉球列島を除く)
<特徴>
沿岸部のやや深めの岩礁域、砂泥底、砂礫底に住んでいる。エビやゴカイなどの小動物を食べる。眼の間が狭く、深くくぼんでいるのが特徴。赤い体に不規則な暗色の斑点が散らばっているが、体色は生息場所の水深によって変化する。イカの切り身などをエサにして一年を通して釣ることができる。カサゴよりも深い場所にいる。ヒレには毒がある。煮付けなどにするとおいしいが、市場での値は低い。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオニカサゴについては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『西日本から少ないながらも入荷してくる。値段はやや高値。
棘に注意して取り扱うこと。いちばん旨いのは汁気のある料理。刺身などにすると歩留まりが悪いので、もし刺身にしてもアラを生かして潮汁などにする。汁ものでもっとも旨いのは鍋やブイヤベース。非常に濃厚な出汁がとれる。
刺身は透明感のある白身で薄造りにするに限る。また皮が硬いのが難点だが霜皮造りもいける。塩焼き、煮つけも美味。』
<オニカサゴの猛毒に注意!>
『オニカサゴは、背ビレの棘に毒蛇に匹敵するほどの猛毒を持っています。何のために彼らがこれほどまでの猛毒で武装しているのかはわかりません。ただ、伊豆大島の海底でイズカサゴを発見し、水中カメラを向けて近づいたときは、明らかに背ビレや胸ビレを広げ、こちらを威嚇しました。
カサゴの仲間などは、大きな捕食魚に喰われたとき、ヒレというヒレを全開し、骨のように硬い棘を立てて飲み込まれないように抵抗する防御行動をとります。おそらくオニカサゴも同様だと考えられます。そこにさらに猛毒が必要なのかどうかは疑問で、はたしてオニカサゴをくわえた大型魚にこの毒がどのように作用するのかは謎です。
ただ少なくとも私たちにはとんでもない害を与えます。オニカサゴを持つときは、基本は磯でアイゴをつかむような頑丈なバリバサミ(フィッシュホルダー)などを使い、イシダイ釣りなどで使うガンガゼバサミ(トゲチョキ)を使って背ビレの棘を切り落としてしまうと安全です。尻ビレにも大きな棘があるので、ここも切っておくといいでしょう。
ただし切る際は風向きを考慮し、また顔を必要以上にサカナに近づけないことです。毒棘を切り落とす際に毒液が飛散することがあり、これが目に入ると失明するという話もあります。切る際は船べりから船外に出した低い位置で切るか、水を入れたバケツの中で、いずれの場合も前述のようにしっかりとサカナをはさんで行なうといいでしょう。
もし万が一刺されてしまった場合、応急処置として、傷口を海水もしくは真水で洗い流し、50度ほどのお湯を患部にかけるといいです。お湯をかけたら血の巡りが良くなって逆効果と思われがちですが、これはオニカサゴの毒が蛋白毒であり、熱によって毒を固めてカラダに拡散しないようにするものです。
毒そのものに致死力までは少なく、よほどカラダが弱った人でない限り大事に至ることはないようですが、とにかくいまだかつて経験したことのないような激痛であることは免れません。この応急処置で、痛みは半分ぐらいにはなるはずですが、必ず医師の診察を受けるべきです。しかもそれは地元の病院の方がいいと思います。都会の病院よりもあきらかに対処例も多いはずですから。。くれぐれもご注意を。』 (「釣魚 水中生態学」より)
<オニカサゴの釣り方>
1.オニカサゴ釣り
2.オニカサゴの釣り方
3.東京湾のオニカサゴ釣りの釣り具・仕掛け
<オニカサゴのレシピ>
1.オニカサゴの下処理
2.オニカサゴのアクアパッツァ
3.おやじ流手料理ーオニカサゴ
4.オニカサゴのしゃぶしゃぶ
5.オニカサゴ 薬味鍋
2009年10月12日
魚名:オニオコゼ
さかな、サカナ、魚!
30歳から始めるカラダの
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:25cm
学名:Inimicus japonicus 英名:Devil stinger
地方名:オクシ、オコジョ
脊椎動物門-硬骨魚綱-カサゴ目-オニオコゼ科
分布:本州中部以南、南シナ海北部
<特徴>
『オニオコゼはカサゴ目オニオコゼ科に属し、体は太く、その前方は縦扁し、後方は側扁します。口は大きく斜め上方へ向かい、胸鰭は大きく発達し、眼の付近、後頭部の凹凸は著しく、鱗がなく、皮膚に弾性があるなどの特徴をもちます。また、背鰭の16から18本の棘には毒腺があり、これに刺されると激痛を受けます。
本州各地、東シナ海・南シナ海に至る水深200mまでの砂泥底に深く生息しており、体色は、浅い場所に生息する個体では黒褐色、深場に生息する個体では赤、または黄色を呈しています。 日中は砂に潜る習性があり、夜行性で小魚や甲殻類などを捕食します。
雌は全長17から20cm、雄は14から15cmで成熟可能となり、体重250gの天然魚の抱卵数は約10万粒と見られます。
産卵期は,6から8月で、瀬戸内海では7月が盛期とされており、産卵期に入ると雄は、眼球から吻端周辺を残して体全体が灰白色となります。
産卵行動は、午前中はほとんど見られず、午後4時以降から雌個体が砂から出て胸鰭を大きく動かして泳ぎ始めます。それに伴って、雄も身を起こして雌の前後・左右に随伴して泳ぎ始めます。産卵直前には雄の追尾が激しくなり、雌の体に密着させて泳ぎながら、雌を上層へ追い上げるようにして、体全体を激しく震わせ、同時に放卵・放精が行われます。また,多回産卵で、成熟した卵から順次産卵します。
受精卵は、ヒラメと同じで無色透明の分離浮性卵です。卵径は、1.3から1.4mmで、ふ化直後の仔魚は、2.8から3.4mmです。約1カ月の浮遊生活で1から2cmに成長した後、底生生活に入ります。3カ月で6cm、6カ月で12cmに成長します。一般に漁獲されているものは20から30cmサイズが多いですが、全長36cm、体重1kgに達するものも認められています。
食性は肉食性であり、かなり大きな餌を呑込むことが可能です。一度に胃に収まりきれないときには,咥えた状態で、徐々に呑込みます。通常は海底でじっとしていて、付近を通過する食物となる生物を瞬間的に捕食します。』(「岡山県ホームページ:オニオコゼ」より)
このオニオコゼに関して、「市場魚貝類図鑑」では下記のように説明されています。
『年間をとおして入荷してくるが、晩春から夏にかけて多い。野締め(漁のときに死んだもの)はやや高め。活けは非常に高価。主産地は西日本。九州、瀬戸内海などからの入荷が多い。中国などからの冷凍輸入ものもある。安い。
定番料理には「薄造り」、「ちり」、「潮汁(うしおじる)」、「みそ汁」、「唐揚げ」などがある。
刺身(薄造り)にするならなんといっても活けがいい。この刺身はシコっとしたなかに旨味が感じられて、しかも清涼感を感じるもの。
歩留まりの悪い魚なのだが、この粗(あら)は潮汁にする。この上品でいながら、旨味に満ちた汁は美味極まりない。みそ汁(白みそ仕立て)もうまい。
野締めもしくは冷凍ものは唐揚げにする。白身の部分が揚げることによって膨らみ、もちっとした食感になる。鰭(ひれ)骨の香ばしさとともに絶品。
(こぼれ話)
「山の神にオコゼ」は古くは御伽草子(おとぎぞうし 室町から江戸時代に出た婦女子童子向けの説話集。一寸法師、浦島太郎などがのる)にある。山の神は女性でとても醜かったので「やまのかみ」となった。その山の神がオニオコゼのような醜い魚を好み、祀る風習がある。鈴鹿ではとれると生きたままのものを山の神に供える。百日咳を治すために兵庫県姫路市荒神社に「オコゼの絵馬」を奉納。群馬県、愛知県でもみられる。』
<オニオコゼ(鬼虎魚)の食べ方>
『オニオコゼ(鬼虎魚)は見た目とは裏腹に、白身が上品でとてもおいしい魚です。 ただし、背びれに毒トゲがあるのでおろし方が難しいとされてきました。
毒トゲがあるので、もっぱら高級料亭向けの食材でしたが、毒トゲが取り除かれたものが販売されるようになってからは、より一般家庭向きの魚にもされています。
うろこは無いですが、独特のぬめりがありますので、塩もみなどをしてぬめりをとりましょう。背びれが付いている場合は、背びれも取り除いてから調理します。
白身は薄作りにすることが多く、皮や内臓は、茹でて冷や水で冷ました皮や肝も一緒に添えて、ポン酢などで食べると美味!
グロテスクな姿のまま揚げる「姿揚げ」、チリ鍋などにも向いています。 そのほか中華風あんかけ、味噌汁の具などにしてもおいしく食べることができます。』(「食品と栄養のお話」より)
<オニオコゼ(鬼虎魚)の栄養>
『オニオコゼ(鬼虎魚)は低脂肪、低エネルギーな上、ビタミンB12、カリウム、マンガンが豊富なとってもヘルシーな食材です。
ビタミンB12は、神経細胞内のタンパク質や核酸、脂質の合成を助けたり、修復してくれます。また、「葉酸」と結合することによって、悪性貧血を防いでくれます。オコゼを食べる際は、葉酸を含んでいる大葉(青じそ)などと一緒に食べるのがいいかもしれません。
さらに、カリウムは、体内に入ってきたナトリウムによる血圧上昇を制御してくれるので、高血圧予防、動脈硬化予防に最適。
筋肉の収縮を円滑にしたり、腎臓機能の正常化の働きもあるので、利尿効果に優れています。 低脂肪、低エネルギーなところもポイントです。 オコゼはおいしい上にヘルシー、栄養が豊富に含まれている食材ですので是非とも食べましょう。』(「食品と栄養のお話」より)
☆ オコゼのさばき方
☆ オニオコゼの処理




30歳から始めるカラダの
アンチエイジングプログラム~ザファーム~

「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:25cm
学名:Inimicus japonicus 英名:Devil stinger
地方名:オクシ、オコジョ
脊椎動物門-硬骨魚綱-カサゴ目-オニオコゼ科
分布:本州中部以南、南シナ海北部
<特徴>
『オニオコゼはカサゴ目オニオコゼ科に属し、体は太く、その前方は縦扁し、後方は側扁します。口は大きく斜め上方へ向かい、胸鰭は大きく発達し、眼の付近、後頭部の凹凸は著しく、鱗がなく、皮膚に弾性があるなどの特徴をもちます。また、背鰭の16から18本の棘には毒腺があり、これに刺されると激痛を受けます。
本州各地、東シナ海・南シナ海に至る水深200mまでの砂泥底に深く生息しており、体色は、浅い場所に生息する個体では黒褐色、深場に生息する個体では赤、または黄色を呈しています。 日中は砂に潜る習性があり、夜行性で小魚や甲殻類などを捕食します。
雌は全長17から20cm、雄は14から15cmで成熟可能となり、体重250gの天然魚の抱卵数は約10万粒と見られます。
産卵期は,6から8月で、瀬戸内海では7月が盛期とされており、産卵期に入ると雄は、眼球から吻端周辺を残して体全体が灰白色となります。
産卵行動は、午前中はほとんど見られず、午後4時以降から雌個体が砂から出て胸鰭を大きく動かして泳ぎ始めます。それに伴って、雄も身を起こして雌の前後・左右に随伴して泳ぎ始めます。産卵直前には雄の追尾が激しくなり、雌の体に密着させて泳ぎながら、雌を上層へ追い上げるようにして、体全体を激しく震わせ、同時に放卵・放精が行われます。また,多回産卵で、成熟した卵から順次産卵します。
受精卵は、ヒラメと同じで無色透明の分離浮性卵です。卵径は、1.3から1.4mmで、ふ化直後の仔魚は、2.8から3.4mmです。約1カ月の浮遊生活で1から2cmに成長した後、底生生活に入ります。3カ月で6cm、6カ月で12cmに成長します。一般に漁獲されているものは20から30cmサイズが多いですが、全長36cm、体重1kgに達するものも認められています。
食性は肉食性であり、かなり大きな餌を呑込むことが可能です。一度に胃に収まりきれないときには,咥えた状態で、徐々に呑込みます。通常は海底でじっとしていて、付近を通過する食物となる生物を瞬間的に捕食します。』(「岡山県ホームページ:オニオコゼ」より)
このオニオコゼに関して、「市場魚貝類図鑑」では下記のように説明されています。
『年間をとおして入荷してくるが、晩春から夏にかけて多い。野締め(漁のときに死んだもの)はやや高め。活けは非常に高価。主産地は西日本。九州、瀬戸内海などからの入荷が多い。中国などからの冷凍輸入ものもある。安い。
定番料理には「薄造り」、「ちり」、「潮汁(うしおじる)」、「みそ汁」、「唐揚げ」などがある。
刺身(薄造り)にするならなんといっても活けがいい。この刺身はシコっとしたなかに旨味が感じられて、しかも清涼感を感じるもの。
歩留まりの悪い魚なのだが、この粗(あら)は潮汁にする。この上品でいながら、旨味に満ちた汁は美味極まりない。みそ汁(白みそ仕立て)もうまい。
野締めもしくは冷凍ものは唐揚げにする。白身の部分が揚げることによって膨らみ、もちっとした食感になる。鰭(ひれ)骨の香ばしさとともに絶品。
(こぼれ話)
「山の神にオコゼ」は古くは御伽草子(おとぎぞうし 室町から江戸時代に出た婦女子童子向けの説話集。一寸法師、浦島太郎などがのる)にある。山の神は女性でとても醜かったので「やまのかみ」となった。その山の神がオニオコゼのような醜い魚を好み、祀る風習がある。鈴鹿ではとれると生きたままのものを山の神に供える。百日咳を治すために兵庫県姫路市荒神社に「オコゼの絵馬」を奉納。群馬県、愛知県でもみられる。』
<オニオコゼ(鬼虎魚)の食べ方>
『オニオコゼ(鬼虎魚)は見た目とは裏腹に、白身が上品でとてもおいしい魚です。 ただし、背びれに毒トゲがあるのでおろし方が難しいとされてきました。
毒トゲがあるので、もっぱら高級料亭向けの食材でしたが、毒トゲが取り除かれたものが販売されるようになってからは、より一般家庭向きの魚にもされています。
うろこは無いですが、独特のぬめりがありますので、塩もみなどをしてぬめりをとりましょう。背びれが付いている場合は、背びれも取り除いてから調理します。
白身は薄作りにすることが多く、皮や内臓は、茹でて冷や水で冷ました皮や肝も一緒に添えて、ポン酢などで食べると美味!
グロテスクな姿のまま揚げる「姿揚げ」、チリ鍋などにも向いています。 そのほか中華風あんかけ、味噌汁の具などにしてもおいしく食べることができます。』(「食品と栄養のお話」より)
<オニオコゼ(鬼虎魚)の栄養>
『オニオコゼ(鬼虎魚)は低脂肪、低エネルギーな上、ビタミンB12、カリウム、マンガンが豊富なとってもヘルシーな食材です。
ビタミンB12は、神経細胞内のタンパク質や核酸、脂質の合成を助けたり、修復してくれます。また、「葉酸」と結合することによって、悪性貧血を防いでくれます。オコゼを食べる際は、葉酸を含んでいる大葉(青じそ)などと一緒に食べるのがいいかもしれません。
さらに、カリウムは、体内に入ってきたナトリウムによる血圧上昇を制御してくれるので、高血圧予防、動脈硬化予防に最適。
筋肉の収縮を円滑にしたり、腎臓機能の正常化の働きもあるので、利尿効果に優れています。 低脂肪、低エネルギーなところもポイントです。 オコゼはおいしい上にヘルシー、栄養が豊富に含まれている食材ですので是非とも食べましょう。』(「食品と栄養のお話」より)
☆ オコゼのさばき方
☆ オニオコゼの処理
2009年10月11日
魚名:オニイトマキエイ
さかな、サカナ、魚!
30歳から始めるカラダの
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:6.8m
学名:Manta birostris 英名:Devil fish
地方名:ガマーカマンタ、マンタ
脊椎動物門-軟骨魚綱-エイ目-トビエイ科
分布:沖縄、四国、全世界の亜熱帯~熱帯海域
<形態>
巨大な体躯で、魚類の中でも最大級の大きさを誇る。オニイトマキエイの大きさは頭から尾の先までではなく、胸鰭の横幅(体盤幅)で表すのが一般的である。平均的な個体では、3m ~5m だが、FishBase (外部リンク参照)によると最大で8m に達するという。また、体重は3t にもなる。
人の大きさと比べる体の形は他のイトマキエイ類と同じく扁平な菱形で、細長い尾を持つ。体色は基本的に背側が黒色、腹側が白色だが、各々の個体によって異なる斑点や擦り傷などが見られ、個体識別の際の目印となっている。まれに全身が黒色の個体も見られ、ダイバーの間ではブラック・マンタと呼ばれている。
頭部先端の両側には、胸鰭由来の頭鰭(とうき)と呼ばれるヘラ状の特殊な鰭が1 対ある。これは伸ばしたり丸めたりと自由に形を変形でき、餌を取るのに役立っているものと考えられている。またプランクトン食という摂餌形態に対応して、他のエイと異なり、口は頭の正面に開く。
<生態>
正面から見たオニイトマキエイマンタの生態は、まだまだ不明な点が多い。
泳ぐときは大きな胸鰭を上下に羽ばたくように動かし、比較的ゆっくりと進む。しかし餌となるプランクトンの集団を見つけたときは速いスピードで、何度も宙返りするように上下方向に旋回を行う。このときは大きな口を開けて海水と一緒にプランクトンを吸い込み、鰓でプランクトンだけを濾しとって余分な海水は鰓裂から排出する。
またダイバーの出す気泡に反応して、このような旋回行動を見せることもある。他の特異な行動として、ときおり海面からジャンプすることが知られている。何トンもの巨体が空中に舞うのだから相当なエネルギーが必要なはずであるが、何のための行動なのかはよく分かっていない。寄生虫を振り落とすためとも、子どもを出産するためともいわれ、様々な説が飛び交っている。
大海原を回遊するオニイトマキエイは単独で行動し、数尾のコバンザメやパイロットフィッシュを従えていることが多い。こうした魚は大きなオニイトマキエイにくっつくか寄り添うかして、長距離を移動する。旅の間は主人の食べ残しや糞、体についた寄生虫などを食べて栄養を得ている。
小魚を従える沿岸域では群になって泳ぐオニイトマキエイも見られる。これは繁殖のために集まっているものと考えられ、イワシなどのように敵から身を守るのが目的ではない。体の大きなオニイトマキエイにはほとんど天敵がおらず、ホホジロザメやイタチザメなど、大型のサメでも襲ってこないかぎり食われる心配はないからである。
(上記2件の内容は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
<悪魔の魚>
『 彼らと私達人間との係わり合いはかなり昔からありますが、かつてマンタは船乗り達の間で悪魔の魚であると恐れられていました。これは頭にある突起がちょうど悪魔の持つ角に見えたからだといわれています。ちなみにこの名残で英語でオニイトマキエイのことを『Devil Ray (悪魔のエイ)』と呼ぶことがあります。
またオニイトマキエイが船の周りを何時間にもわたって円を描いて泳ぎ回っていたという記録もありますが、これは単にその水域にプランクトンがたくさんいてオニイトマキエイはそれ泳ぎながら食べていただけだと考えられています。実際彼らは獲物を一ヶ所に追いやるために同じところをぐるぐると泳ぐところが確認されています。
しかしながら現在ほど彼らの生態がわかっていなかった時代には、船乗り達にとって巨大な真っ黒い姿をしたオニイトマキエイは大変不気味だったことでしょう。
またこれらのイメージから南アメリカを初めとする世界各地にはオニイトマキエイに対する恐ろしい言い伝えが残っており、彼らはその大きなヒレを人間にまきつけて海の底に引きずりこんだり、大量の水を跳ね上げて船を沈没させると言われていました。
また太平洋の真ん中に浮かぶミクロネシア連邦のヤップ島にはオニイトマキエイは人間が死ぬまでその大きなヒレを締め付けてくるという伝説も残っています。』 (「オニイトマキエイ Manta Ray」より)
<オニイトマキエイの動画>
1.沖縄美ら海水族館のジンベイザメとオニイトマキエイ(マンタ)
2.マンタ(オニイトマキエイ)への給餌(エサやり)
3.鬼糸巻?(オニイトマキエイ)
4.マンタ(オニイトマキエイ)


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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:6.8m
学名:Manta birostris 英名:Devil fish
地方名:ガマーカマンタ、マンタ
脊椎動物門-軟骨魚綱-エイ目-トビエイ科
分布:沖縄、四国、全世界の亜熱帯~熱帯海域
<形態>
巨大な体躯で、魚類の中でも最大級の大きさを誇る。オニイトマキエイの大きさは頭から尾の先までではなく、胸鰭の横幅(体盤幅)で表すのが一般的である。平均的な個体では、3m ~5m だが、FishBase (外部リンク参照)によると最大で8m に達するという。また、体重は3t にもなる。
人の大きさと比べる体の形は他のイトマキエイ類と同じく扁平な菱形で、細長い尾を持つ。体色は基本的に背側が黒色、腹側が白色だが、各々の個体によって異なる斑点や擦り傷などが見られ、個体識別の際の目印となっている。まれに全身が黒色の個体も見られ、ダイバーの間ではブラック・マンタと呼ばれている。
頭部先端の両側には、胸鰭由来の頭鰭(とうき)と呼ばれるヘラ状の特殊な鰭が1 対ある。これは伸ばしたり丸めたりと自由に形を変形でき、餌を取るのに役立っているものと考えられている。またプランクトン食という摂餌形態に対応して、他のエイと異なり、口は頭の正面に開く。
<生態>
正面から見たオニイトマキエイマンタの生態は、まだまだ不明な点が多い。
泳ぐときは大きな胸鰭を上下に羽ばたくように動かし、比較的ゆっくりと進む。しかし餌となるプランクトンの集団を見つけたときは速いスピードで、何度も宙返りするように上下方向に旋回を行う。このときは大きな口を開けて海水と一緒にプランクトンを吸い込み、鰓でプランクトンだけを濾しとって余分な海水は鰓裂から排出する。
またダイバーの出す気泡に反応して、このような旋回行動を見せることもある。他の特異な行動として、ときおり海面からジャンプすることが知られている。何トンもの巨体が空中に舞うのだから相当なエネルギーが必要なはずであるが、何のための行動なのかはよく分かっていない。寄生虫を振り落とすためとも、子どもを出産するためともいわれ、様々な説が飛び交っている。
大海原を回遊するオニイトマキエイは単独で行動し、数尾のコバンザメやパイロットフィッシュを従えていることが多い。こうした魚は大きなオニイトマキエイにくっつくか寄り添うかして、長距離を移動する。旅の間は主人の食べ残しや糞、体についた寄生虫などを食べて栄養を得ている。
小魚を従える沿岸域では群になって泳ぐオニイトマキエイも見られる。これは繁殖のために集まっているものと考えられ、イワシなどのように敵から身を守るのが目的ではない。体の大きなオニイトマキエイにはほとんど天敵がおらず、ホホジロザメやイタチザメなど、大型のサメでも襲ってこないかぎり食われる心配はないからである。
(上記2件の内容は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
<悪魔の魚>
『 彼らと私達人間との係わり合いはかなり昔からありますが、かつてマンタは船乗り達の間で悪魔の魚であると恐れられていました。これは頭にある突起がちょうど悪魔の持つ角に見えたからだといわれています。ちなみにこの名残で英語でオニイトマキエイのことを『Devil Ray (悪魔のエイ)』と呼ぶことがあります。
またオニイトマキエイが船の周りを何時間にもわたって円を描いて泳ぎ回っていたという記録もありますが、これは単にその水域にプランクトンがたくさんいてオニイトマキエイはそれ泳ぎながら食べていただけだと考えられています。実際彼らは獲物を一ヶ所に追いやるために同じところをぐるぐると泳ぐところが確認されています。
しかしながら現在ほど彼らの生態がわかっていなかった時代には、船乗り達にとって巨大な真っ黒い姿をしたオニイトマキエイは大変不気味だったことでしょう。
またこれらのイメージから南アメリカを初めとする世界各地にはオニイトマキエイに対する恐ろしい言い伝えが残っており、彼らはその大きなヒレを人間にまきつけて海の底に引きずりこんだり、大量の水を跳ね上げて船を沈没させると言われていました。
また太平洋の真ん中に浮かぶミクロネシア連邦のヤップ島にはオニイトマキエイは人間が死ぬまでその大きなヒレを締め付けてくるという伝説も残っています。』 (「オニイトマキエイ Manta Ray」より)
<オニイトマキエイの動画>
1.沖縄美ら海水族館のジンベイザメとオニイトマキエイ(マンタ)
2.マンタ(オニイトマキエイ)への給餌(エサやり)
3.鬼糸巻?(オニイトマキエイ)
4.マンタ(オニイトマキエイ)
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2009年10月10日
魚名:オジサン
さかな、サカナ、魚!
30歳から始めるカラダの
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:30cm
学名:Parupeneus multifasciatus 英名:Five-barred goatfish
地方名:イエルカタカシ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-ヒメジ科
分布:和歌山県以南の南日本、インド・西太平洋域
<特徴>
オジサンは水深140mまでのサンゴ礁域に生息している。体はやや細長く左右に平べったい。ひげは黄色いが、体色は変化しやすく、ソメワケベラに体をクリーニングをしてもらうときは赤くなっていることが多い。モンツキアカヒメジとよく似ているがオジサンはサンゴ礁上にいることが多いのに対し、モンツキアカヒメジはサンゴ礁下の砂場にいる。刺身や唐揚げにすると大変おいしい。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオジサンについては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように説明されています。
『関東では食用として流通することは非常に希。
名前の由来:小笠原の方言から。顎に下の長い髭から老人を連想して。呼び名・方言:愛媛県南宇和郡愛南町「おじさん」「ひげいち」
釣りでは伊豆七島や西日本でお馴染みの魚。関東の市場への入荷は少ない。写真のものはオキナヒメジに一匹だけ混ざっていた。オキナヒメジ、ホウライヒメジ、タカサゴヒメジ、本種は外見こそ多少の違いがあるものの、食材、身質ともにまったく区別がつかない。
生でも熱を通しても美味である。特にフレンチのポワレ、中国風に蒸して香り油を回しかけてもいい。刺身にするなら皮霜造りにして皮自体がもつ風味旨味を楽しむのがいい。』
<ヒメジのオジサン>
『「姫路の叔父さん」ではない。れっきとしたスズキ目ウミヒゴイ属ヒメジ科の魚である。何ゆえ、オジサンなどという標準和名がついたかは明らかでないが、きっと顎(あご)にある黄色の長いヒゲのためと思われる。
八丈島では、「オジイサン」とさらに年寄りじみて呼ばれるこの魚は、海中で出会っても体色は灰色で目立たないし、しかも泳ぎ回っている時にはヒゲを折りたたんでいるため、見つけにくい。しかし、水から出た時は赤味が強い淡褐色の、それこそ「海のヒゴイ」を想像させるような体色である。
さて、この魚を水槽へ入れて観察すると、ヒゲを実に器用に柔軟に動かしながら底の砂や石に触れている。このヒゲを生物学では、「触鬚(しょくしゅ)」という。ヒメジのヒゲには、縦に神経束(しんけいそく)が通っていて、その周りには感覚器官である味蕾(みらい)がいっぱい並んでいる。
味蕾は、人間などの高等脊椎動物では口の中にしかないが、魚類などでは口中だけでなく、ナマズやドジョウなどのように口の周辺やさらには体表にも備わっている。餌の善し悪しを判断したり、仲間を識別・確認するなど、生存に欠くことのできないセンサーであり、同時に必須な情報を脳中枢へ即座に伝えるケーブルの役目も果たしている。人間社会の叔父さんが伊達(だて)に伸ばしているヒゲとは全く違うものなのである。
さて、このヒゲだが、全長が約3cmぐらいの稚魚期に形成される。子供の時にヒゲを伸ばすなんて、ずいぶん早熟と思われるかも知れないが、これが無ければ、餌を探すこともできないのだから、ヒメジにとってはヒゲが命である。
そうは言っても、生まれた時から死ぬ時まで、若い時も老魚になっても「オジサン」と呼ばれるのはオジサンヒメジにとっては、迷惑なことに違いない。ネーミングについては、ヒメジにその是非を聞いてみたいものだ。』 (「東京魚ウォチング」より)
<オジサンの味>
『オジサンなどの、ヒメジ科のウミヒゴイ属魚類は、体高が高く比較的大きくなり、身に水分は少なく、しっかりしている。オジサン、ホウライヒメジ、オキナヒメジ、コバンヒメジ、タカサゴヒメジは、どれも身質も、味も、よく似ている。
オジサンの釣りで紹介したように、怪物釣りの生き餌によく、連中には美味しいようであるのだが、これは、釣り人が食べても同じなのである。
その毒々しい色に似ず、淡泊な白身であり、旨みもある。刺身にしても美味しいし、皮が美味しいので、皮ごと刺身にして熱湯をかけ霜皮造りにするとよい。
白身で淡泊なので、中華風の清蒸料理にも最高である。煮付けてもよい。怪物魚の気持ちがわかると思う。美味しい。
ヒメジや、ヨメヒメジなどのヒメジ属の魚は、水分が多く身はやわらかい。持っただけでも、くたくたであるし、死ぬと、色も白っぽくなり、美味しい魚だとは、とうてい思えない。
しかし、これを逃がすと、人生の楽しみをひとつ損してしまう。やわらかい身なのだけれど旨味があり、刺身にしても美味しい。やはり皮に風味があるので霜皮造りなどがよい。小型のヒメジは、よく干物にされるが、これがまた絶品である。刺身とは違う旨みが増す。
南に行けば、けっこうヒメジ科の魚は売られており、珍しくはないのだが、ふつうの魚屋さんでは、あまり見かけない。釣り人しか楽しめない、淡泊でいて、深い旨みのある魚なのである。』 「遊魚漫筆」より)
☆ オジサンのから揚げ
☆ 動画:オジサン(白身魚)のバターソテー定食
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:30cm
学名:Parupeneus multifasciatus 英名:Five-barred goatfish
地方名:イエルカタカシ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-ヒメジ科
分布:和歌山県以南の南日本、インド・西太平洋域
<特徴>
オジサンは水深140mまでのサンゴ礁域に生息している。体はやや細長く左右に平べったい。ひげは黄色いが、体色は変化しやすく、ソメワケベラに体をクリーニングをしてもらうときは赤くなっていることが多い。モンツキアカヒメジとよく似ているがオジサンはサンゴ礁上にいることが多いのに対し、モンツキアカヒメジはサンゴ礁下の砂場にいる。刺身や唐揚げにすると大変おいしい。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオジサンについては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように説明されています。
『関東では食用として流通することは非常に希。
名前の由来:小笠原の方言から。顎に下の長い髭から老人を連想して。呼び名・方言:愛媛県南宇和郡愛南町「おじさん」「ひげいち」
釣りでは伊豆七島や西日本でお馴染みの魚。関東の市場への入荷は少ない。写真のものはオキナヒメジに一匹だけ混ざっていた。オキナヒメジ、ホウライヒメジ、タカサゴヒメジ、本種は外見こそ多少の違いがあるものの、食材、身質ともにまったく区別がつかない。
生でも熱を通しても美味である。特にフレンチのポワレ、中国風に蒸して香り油を回しかけてもいい。刺身にするなら皮霜造りにして皮自体がもつ風味旨味を楽しむのがいい。』
<ヒメジのオジサン>
『「姫路の叔父さん」ではない。れっきとしたスズキ目ウミヒゴイ属ヒメジ科の魚である。何ゆえ、オジサンなどという標準和名がついたかは明らかでないが、きっと顎(あご)にある黄色の長いヒゲのためと思われる。
八丈島では、「オジイサン」とさらに年寄りじみて呼ばれるこの魚は、海中で出会っても体色は灰色で目立たないし、しかも泳ぎ回っている時にはヒゲを折りたたんでいるため、見つけにくい。しかし、水から出た時は赤味が強い淡褐色の、それこそ「海のヒゴイ」を想像させるような体色である。
さて、この魚を水槽へ入れて観察すると、ヒゲを実に器用に柔軟に動かしながら底の砂や石に触れている。このヒゲを生物学では、「触鬚(しょくしゅ)」という。ヒメジのヒゲには、縦に神経束(しんけいそく)が通っていて、その周りには感覚器官である味蕾(みらい)がいっぱい並んでいる。
味蕾は、人間などの高等脊椎動物では口の中にしかないが、魚類などでは口中だけでなく、ナマズやドジョウなどのように口の周辺やさらには体表にも備わっている。餌の善し悪しを判断したり、仲間を識別・確認するなど、生存に欠くことのできないセンサーであり、同時に必須な情報を脳中枢へ即座に伝えるケーブルの役目も果たしている。人間社会の叔父さんが伊達(だて)に伸ばしているヒゲとは全く違うものなのである。
さて、このヒゲだが、全長が約3cmぐらいの稚魚期に形成される。子供の時にヒゲを伸ばすなんて、ずいぶん早熟と思われるかも知れないが、これが無ければ、餌を探すこともできないのだから、ヒメジにとってはヒゲが命である。
そうは言っても、生まれた時から死ぬ時まで、若い時も老魚になっても「オジサン」と呼ばれるのはオジサンヒメジにとっては、迷惑なことに違いない。ネーミングについては、ヒメジにその是非を聞いてみたいものだ。』 (「東京魚ウォチング」より)
<オジサンの味>
『オジサンなどの、ヒメジ科のウミヒゴイ属魚類は、体高が高く比較的大きくなり、身に水分は少なく、しっかりしている。オジサン、ホウライヒメジ、オキナヒメジ、コバンヒメジ、タカサゴヒメジは、どれも身質も、味も、よく似ている。
オジサンの釣りで紹介したように、怪物釣りの生き餌によく、連中には美味しいようであるのだが、これは、釣り人が食べても同じなのである。
その毒々しい色に似ず、淡泊な白身であり、旨みもある。刺身にしても美味しいし、皮が美味しいので、皮ごと刺身にして熱湯をかけ霜皮造りにするとよい。
白身で淡泊なので、中華風の清蒸料理にも最高である。煮付けてもよい。怪物魚の気持ちがわかると思う。美味しい。
ヒメジや、ヨメヒメジなどのヒメジ属の魚は、水分が多く身はやわらかい。持っただけでも、くたくたであるし、死ぬと、色も白っぽくなり、美味しい魚だとは、とうてい思えない。
しかし、これを逃がすと、人生の楽しみをひとつ損してしまう。やわらかい身なのだけれど旨味があり、刺身にしても美味しい。やはり皮に風味があるので霜皮造りなどがよい。小型のヒメジは、よく干物にされるが、これがまた絶品である。刺身とは違う旨みが増す。
南に行けば、けっこうヒメジ科の魚は売られており、珍しくはないのだが、ふつうの魚屋さんでは、あまり見かけない。釣り人しか楽しめない、淡泊でいて、深い旨みのある魚なのである。』 「遊魚漫筆」より)
☆ オジサンのから揚げ
☆ 動画:オジサン(白身魚)のバターソテー定食
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2009年10月09日
魚名:オキナヒメジ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:50cm
学名:Parupeneus spilurus 英名:Japanese goat-fish
地方名:セメンドリ、キベニサシ、メンドリ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-ヒメジ科
分布:南日本、フィリピン
<特徴>
単独または小さな群れをなして生活する。見た目がよく似ているノコギリダイの群れに混ざっていたり、幼魚が似ているオオスジイシモチの群れに混ざっているなどの観察例がある。白身の肉は淡泊だが上品な味がする。鯛の代用品として祝い事の活け造りにも用いられる。まとまった漁で漁獲されることがほとんどないため長崎近辺の魚市場に出ることは少ない。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオキナヒメジに関して、「市場魚貝類図鑑」では下記のような記述がありました。
『入荷量は少ない。値段は大きいのでやや高め。
漢字:「翁比賣知」、「翁緋女魚」「翁姫魚」「翁遊女魚」。「翁」は老人のこと。白い髭(ヒゲ)からの連想。呼び名・方言:三重県尾鷲市で「ひめだい」「めんどり」。愛媛県南宇和郡愛南町で「おじさん」「ひげいち」。(ホウライヒメジと混同)
本種とホウライヒメジは非常に似ている。見分け方のポイントは左に。和歌山県や九州、伊豆七島などからの入荷が見られる。ヒメジ科では大型になるもので、値段もやや高い。
生でも熱を通しても美味な魚。刺身にするなら皮霜造りにして皮の風味旨味を生かすといい。また3枚に卸したものをムニエルやポワレにもできる。長崎天ぷら(衣に砂糖、しょうゆなどで味つけした。フリッターのようなもの)、中華蒸し物にも向いている。』
<オキナヒメジとホウライヒメジ>
『オキナヒメジとホウライヒメジの違いって、尾ビレ付け根の黒い点の形が違うってよく言われるけど、ちょっとビミョーでわかりにくいと思ってました。そもそも伊豆で会えるヤツはみんなホウライヒメジで、オキナヒメジは伊豆では稀種なんじゃないかと思ってたときもありました。
でも、何気なくホウライヒメジの群れを見てたら、緑っぽいヤツと赤っぽいヤツがいて、その中間的な色のヤツがいないことに気付きました。「ん?」と思って尾ビレ付け根の黒い点を見比べてみると、形が違うように見えます。なんだ~?ひょっとして両者は色で見分けがつくんじゃないのか~!?』 (「海の生き物大図鑑(笑)ーオキナヒメジ」より)
また、「ネオダイビング」では次のように説明されています。
『南日本、フィリピンに分布し、南日本では浅い岩礁域で普通に見る事が出来ます!!尾柄には側線下に広がらない明瞭な1個の暗褐色の鞍状斑紋があり、その直前に大きな淡黄色の斑紋がありますよ!尾柄の暗色斑はその背縁で不明瞭になり、丸い斑紋になる傾向があります!腹膜は白いですよ♪
とても似ている種で、ホウライヒメジと言うのがいるのですが、ホント良く似てます!見分け方としては・・・尾の所の黒い斑点が尾の下のほうまで伸びているのが本種。そして小さくてポンッてついているような斑点なら本種です♪難しいですよね(T_T)
単独または小さな群れで生活しますが、同じような淡色斑のあるノコギリダイの群れに混じっている個体や、幼魚の斑紋がよく似た、オオスジイシモチの群れに混じっているなどの観察例もありますよ\(◎o◎)/!白身の肉は淡白で上品な味があり、煮物などにされる他、タイの代用品として祝い事の「活造り」にも用いられています!「セメンドリ(宮崎)」、「オキベニサシ(長崎)」、「メンドリ(高知県・和歌山)」などと呼ばれています。』
☆ 動画:オキナヒメジ摂餌
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:50cm
学名:Parupeneus spilurus 英名:Japanese goat-fish
地方名:セメンドリ、キベニサシ、メンドリ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-ヒメジ科
分布:南日本、フィリピン
<特徴>
単独または小さな群れをなして生活する。見た目がよく似ているノコギリダイの群れに混ざっていたり、幼魚が似ているオオスジイシモチの群れに混ざっているなどの観察例がある。白身の肉は淡泊だが上品な味がする。鯛の代用品として祝い事の活け造りにも用いられる。まとまった漁で漁獲されることがほとんどないため長崎近辺の魚市場に出ることは少ない。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオキナヒメジに関して、「市場魚貝類図鑑」では下記のような記述がありました。
『入荷量は少ない。値段は大きいのでやや高め。
漢字:「翁比賣知」、「翁緋女魚」「翁姫魚」「翁遊女魚」。「翁」は老人のこと。白い髭(ヒゲ)からの連想。呼び名・方言:三重県尾鷲市で「ひめだい」「めんどり」。愛媛県南宇和郡愛南町で「おじさん」「ひげいち」。(ホウライヒメジと混同)
本種とホウライヒメジは非常に似ている。見分け方のポイントは左に。和歌山県や九州、伊豆七島などからの入荷が見られる。ヒメジ科では大型になるもので、値段もやや高い。
生でも熱を通しても美味な魚。刺身にするなら皮霜造りにして皮の風味旨味を生かすといい。また3枚に卸したものをムニエルやポワレにもできる。長崎天ぷら(衣に砂糖、しょうゆなどで味つけした。フリッターのようなもの)、中華蒸し物にも向いている。』
<オキナヒメジとホウライヒメジ>
『オキナヒメジとホウライヒメジの違いって、尾ビレ付け根の黒い点の形が違うってよく言われるけど、ちょっとビミョーでわかりにくいと思ってました。そもそも伊豆で会えるヤツはみんなホウライヒメジで、オキナヒメジは伊豆では稀種なんじゃないかと思ってたときもありました。
でも、何気なくホウライヒメジの群れを見てたら、緑っぽいヤツと赤っぽいヤツがいて、その中間的な色のヤツがいないことに気付きました。「ん?」と思って尾ビレ付け根の黒い点を見比べてみると、形が違うように見えます。なんだ~?ひょっとして両者は色で見分けがつくんじゃないのか~!?』 (「海の生き物大図鑑(笑)ーオキナヒメジ」より)
また、「ネオダイビング」では次のように説明されています。
『南日本、フィリピンに分布し、南日本では浅い岩礁域で普通に見る事が出来ます!!尾柄には側線下に広がらない明瞭な1個の暗褐色の鞍状斑紋があり、その直前に大きな淡黄色の斑紋がありますよ!尾柄の暗色斑はその背縁で不明瞭になり、丸い斑紋になる傾向があります!腹膜は白いですよ♪
とても似ている種で、ホウライヒメジと言うのがいるのですが、ホント良く似てます!見分け方としては・・・尾の所の黒い斑点が尾の下のほうまで伸びているのが本種。そして小さくてポンッてついているような斑点なら本種です♪難しいですよね(T_T)
単独または小さな群れで生活しますが、同じような淡色斑のあるノコギリダイの群れに混じっている個体や、幼魚の斑紋がよく似た、オオスジイシモチの群れに混じっているなどの観察例もありますよ\(◎o◎)/!白身の肉は淡白で上品な味があり、煮物などにされる他、タイの代用品として祝い事の「活造り」にも用いられています!「セメンドリ(宮崎)」、「オキベニサシ(長崎)」、「メンドリ(高知県・和歌山)」などと呼ばれています。』
☆ 動画:オキナヒメジ摂餌
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2009年10月08日
魚名:オキトラギス
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:20cm
学名:Parapercis multifasciata 英名:Bicolorbarred weever
地方名:アカトラギス、オキノゴモ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-トラギス科
分布:新潟県及びサンゴ礁域を除く東京都以南
<特徴>
オキトラギスは浅海からやや深い砂泥底に生息している。眼の後方に2本の黄色い横帯と尾びれの付け根に黒い班点があり体には5対の暗めの色の帯が横に入っている。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオキトラギスについて、「市場魚貝類図鑑」では下記のような記述がありました。
『関東の市場では入荷は希。一定の評価はない。トラギスの仲間は、どれも美しい白身で味わいが上品だ。皮目にうまみがあるので天ぷはうまい。大きさ的にも手頃なので料理店などでも使えるだろう。
塩焼きもいいのだけど、干物にした方が美味。刺身にするとやや淡白に過ぎる。昆布で締めると絶品となる。他には煮つけ、フライ、唐揚げ。
トラギス科は世界に50種。食用となるのはクラカケトラギス、トラギス、アカトラギス、オキトラギスなど。鮮魚で取り引きされるよりも、加工原料として重要。
呼び名・方言:「アカトラ」、「オキハゼ」、「アカトラギス」、「イシブエ」、「オキノゴモ」、「ケイセイグズ」、「セゴモ」、「ホシゴモ」、「トラハゼ」、「トラギス」』
<瀬戸内海初オキトラギス>
「上関町の北木澄雄さんが延縄で漁獲されたオキトラギス。瀬戸内水研の重田さんによると 2個体とも,トラギス科の「オキトラギス」でした。全長19.0cm,17.4cmの親魚です。
本種は暖海性の魚種で,水深100m前後のやや深場の岩場のある砂底に生息するそうです。瀬戸内海では,クラカケトラギス,マトウトラギス,トラギス,コウライトラギス,ユウダチトラギスの5種の記録がありますが,オキトラギスの記録は無く,今回の2標本が瀬戸内海初記録と考えられます。
瀬戸内海の魚類として,記録しておきたいと思います。一般に「とらはぜ」と称されるのはクラカケトラギスで,瀬戸内海ではよく漁獲されています。また,マトウトラギスも小型底びき網で時々混獲されます。他のトラギス類は,瀬戸内海では珍しい部類です。
このうち,コウライトラギスは雌性先熟の性転換をするなど,トラギス科魚類はとても興味深い生態を持っています。なお,本2個体を解剖したところ,ともに生殖腺はとても小さく,雌雄は不明でした。」 (「珍魚・省エネ・・・」より)
<トラギス類のてんぷら>
「クラカケトラギス、オキトラギス、トラギスの三種がつれましたが、食味の違いはどうなのでしょう。
ちなみに最近とらぎすは天ぷらだねとしてメジャーになってきているようです。(ここではトラギス類の種の判別を明確にするため、わざとカタカナ表記を使っています)
クラカケトラギス:白身魚独特のホクホクした食感で、繊維の様な肉質の中にも旨味もありバランスの良い美味しさだと思います。
オキトラギス:オキトラギスは、クラカケトラギスよりもややさっぱりした旨味・・・というかぼんやりした味かな?
トラギス:そして目を見張る発見だったのがトラギス!味が濃くてしかもねっとりとした肉質。刺身では食べてませんが、天ぷらの方が絶対美味しいと思います。
いや~身は一番小さいんですけど美味さはトラギス類の中では一番でしょう。これはもう全国の天ぷら屋さんは、このトラギスを目指すべきだ!」 (「岩風呂」より)
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:20cm
学名:Parapercis multifasciata 英名:Bicolorbarred weever
地方名:アカトラギス、オキノゴモ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-トラギス科
分布:新潟県及びサンゴ礁域を除く東京都以南
<特徴>
オキトラギスは浅海からやや深い砂泥底に生息している。眼の後方に2本の黄色い横帯と尾びれの付け根に黒い班点があり体には5対の暗めの色の帯が横に入っている。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオキトラギスについて、「市場魚貝類図鑑」では下記のような記述がありました。
『関東の市場では入荷は希。一定の評価はない。トラギスの仲間は、どれも美しい白身で味わいが上品だ。皮目にうまみがあるので天ぷはうまい。大きさ的にも手頃なので料理店などでも使えるだろう。
塩焼きもいいのだけど、干物にした方が美味。刺身にするとやや淡白に過ぎる。昆布で締めると絶品となる。他には煮つけ、フライ、唐揚げ。
トラギス科は世界に50種。食用となるのはクラカケトラギス、トラギス、アカトラギス、オキトラギスなど。鮮魚で取り引きされるよりも、加工原料として重要。
呼び名・方言:「アカトラ」、「オキハゼ」、「アカトラギス」、「イシブエ」、「オキノゴモ」、「ケイセイグズ」、「セゴモ」、「ホシゴモ」、「トラハゼ」、「トラギス」』
<瀬戸内海初オキトラギス>
「上関町の北木澄雄さんが延縄で漁獲されたオキトラギス。瀬戸内水研の重田さんによると 2個体とも,トラギス科の「オキトラギス」でした。全長19.0cm,17.4cmの親魚です。
本種は暖海性の魚種で,水深100m前後のやや深場の岩場のある砂底に生息するそうです。瀬戸内海では,クラカケトラギス,マトウトラギス,トラギス,コウライトラギス,ユウダチトラギスの5種の記録がありますが,オキトラギスの記録は無く,今回の2標本が瀬戸内海初記録と考えられます。
瀬戸内海の魚類として,記録しておきたいと思います。一般に「とらはぜ」と称されるのはクラカケトラギスで,瀬戸内海ではよく漁獲されています。また,マトウトラギスも小型底びき網で時々混獲されます。他のトラギス類は,瀬戸内海では珍しい部類です。
このうち,コウライトラギスは雌性先熟の性転換をするなど,トラギス科魚類はとても興味深い生態を持っています。なお,本2個体を解剖したところ,ともに生殖腺はとても小さく,雌雄は不明でした。」 (「珍魚・省エネ・・・」より)
<トラギス類のてんぷら>
「クラカケトラギス、オキトラギス、トラギスの三種がつれましたが、食味の違いはどうなのでしょう。
ちなみに最近とらぎすは天ぷらだねとしてメジャーになってきているようです。(ここではトラギス類の種の判別を明確にするため、わざとカタカナ表記を使っています)
クラカケトラギス:白身魚独特のホクホクした食感で、繊維の様な肉質の中にも旨味もありバランスの良い美味しさだと思います。
オキトラギス:オキトラギスは、クラカケトラギスよりもややさっぱりした旨味・・・というかぼんやりした味かな?
トラギス:そして目を見張る発見だったのがトラギス!味が濃くてしかもねっとりとした肉質。刺身では食べてませんが、天ぷらの方が絶対美味しいと思います。
いや~身は一番小さいんですけど美味さはトラギス類の中では一番でしょう。これはもう全国の天ぷら屋さんは、このトラギスを目指すべきだ!」 (「岩風呂」より)
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2009年10月07日
魚名:オキエソ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:40cm
学名:Trachinocephalus myops 英名:Ground spearing
地方名:モドロエソ、ドウナエソ
脊椎動物門-硬骨魚綱-ヒメ目-エソ科
分布:南日本~全世界の温帯・熱帯地域
<特徴>
成魚は全長40cmほど。吻が極端に短く、大きな目が頭部前面につく。口は大きく、顎には細かく鋭い歯が並ぶ。体型はエソ科に典型的な前後に細長い円筒形だが、マエソなどに比べると頭身が短くずんぐりしている。体の模様は黄色と水色の縦縞模様で、体の片側の黄色線は3-4本ある。不明瞭な暗色横斑が混じるものもいる。
腹鰭軟条の外側が短く内側が長いことと、尻鰭の基底が長いことで他のエソ科魚類と区別できる。エソ科の分類中では、1種のみでオキエソ属 Trachinocephalus として分類される。
<生態>
全世界の熱帯・温帯の海に広く分布する。日本でも南日本の暖流に面した地域で幅広く見られる。
水深100m以浅の砂底に生息するが、特に20m前後に多い。夜行性で海底付近を活発に泳ぎ、魚類や甲殻類を捕食する。餌生物は魚類が約75%、他のベントスが約15%を占めるというデータがある。昼は砂に浅く潜って休む。
産卵期は9-10月で、直径1.1-1.2mmの分離浮性卵を産む。稚魚は海岸近くの藻場にも見られるが、成長に従って深場に移る。
(上記2件の内容は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
このオキエソについては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『一般に食用とはしない。図鑑には生息域を南日本と漠然と書いている。関東、相模湾ではよく見かける魚だ。
本種は市場には、すり身材料として流通している。またその量は近縁のマエソと比べて少なく、鮮魚として売られているのは未だ見ていない。
釣り/この魚はキス釣りなどの外道(目的以外の魚)として馴染み深い。シロギスを釣っていると、そのシロギスをくわえて上がってくる。30センチを超える大物もいて、釣果の彩りにはなるが後で持て余す食えないヤツである。
ときに混ざってくるのを食べるべく挑戦してみた。刺身には小骨が多くてできない。塩焼きも水っぽい。仕方なくこんがりと唐揚げをつくる。これは香ばしくてなかなか捨てがたい味。ただし低温でじっくり揚げるしかない。』
また、「遊魚漫筆」では下記のような記述が見られます。
『オキエソは、世界に1属1種しかいない。この特徴的な顔つきのエソは、オキエソしかいないのだ。浅海にすむ小魚としては珍しく、全世界の温帯と、熱帯海域にすむ。汎世界分布なのである。
体側には淡青色と黄色の細い縦線が交互に走り、鰓蓋上端に黒色斑がある。エソ科にしては臀鰭基底が長い。顔つきと、これらの特徴で間違えることはない。
そうそう。エソ科魚類は脂鰭を持つ。背鰭の後方にある、1個の、鰭条(きじょう)を欠く肉質の鰭様突起物を脂鰭(あぶらびれ)という。
オキエソの脂鰭釣り人にはサケ目魚類にある脂鰭が有名である。
サケ科にはまって、みょうなエリート意識を持ってしまう釣り人がいる。彼らは、コイ科や、ほかの魚を狙う釣り人たちに「ぼくらは脂鰭族です、脂鰭のある魚しか狙いませんから…」などと見下したりする。
そういう釣り師には「へえ、エソが好きなんですか、変わってますねえ!」などと驚いてあげることにしている。
脂鰭を持つ魚類は、エソ科など、けっこう多い。変わったところでは、ピラニアなどのカラシン科も持っているし、ナマズの仲間も、立派な脂鰭を持つものが多い。
エソ科魚類は白身であるが、刺身などには小骨が多くてできない。肉質も水っぽい。そのために、ふつうの食べ方ができない魚である。
しかし、摘入(つみれ)などの練り製品にすると、これほど美味しい魚はない。愛媛県、宇和島の蒲鉾はエソ類を主原料として、美味しいことで知られている。
獰猛な魚食魚で、釣って面白い魚であると思うのだが、家庭で練り製品にするのは面倒であるし、それほど大量に釣れるものでもないので、もてあますことが多い。そのため、エソ類は釣れても、まったくの外道扱いである。
一般に浅海性のエソ類は貪欲であり、生きた魚でないと食べないといわれている。水族館での飼育は、かなり難しいらしい。
練り製品の材料の、どうしようもない餌盗りだと決めつけず、彼らの生態にも思いをはせようではないか。
憧れの魚を持つ釣り人は幸せである。
しかし、釣った魚のなかに、どうでもいい魚がいる釣り人は不幸である。
オキエソ。しっかり見つめて、ていねいに逃がそう。』
☆ オキエソの食べ方を研究してみた
☆ かまぼこ(蒲鉾)の作り方




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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:40cm
学名:Trachinocephalus myops 英名:Ground spearing
地方名:モドロエソ、ドウナエソ
脊椎動物門-硬骨魚綱-ヒメ目-エソ科
分布:南日本~全世界の温帯・熱帯地域
<特徴>
成魚は全長40cmほど。吻が極端に短く、大きな目が頭部前面につく。口は大きく、顎には細かく鋭い歯が並ぶ。体型はエソ科に典型的な前後に細長い円筒形だが、マエソなどに比べると頭身が短くずんぐりしている。体の模様は黄色と水色の縦縞模様で、体の片側の黄色線は3-4本ある。不明瞭な暗色横斑が混じるものもいる。
腹鰭軟条の外側が短く内側が長いことと、尻鰭の基底が長いことで他のエソ科魚類と区別できる。エソ科の分類中では、1種のみでオキエソ属 Trachinocephalus として分類される。
<生態>
全世界の熱帯・温帯の海に広く分布する。日本でも南日本の暖流に面した地域で幅広く見られる。
水深100m以浅の砂底に生息するが、特に20m前後に多い。夜行性で海底付近を活発に泳ぎ、魚類や甲殻類を捕食する。餌生物は魚類が約75%、他のベントスが約15%を占めるというデータがある。昼は砂に浅く潜って休む。
産卵期は9-10月で、直径1.1-1.2mmの分離浮性卵を産む。稚魚は海岸近くの藻場にも見られるが、成長に従って深場に移る。
(上記2件の内容は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
このオキエソについては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『一般に食用とはしない。図鑑には生息域を南日本と漠然と書いている。関東、相模湾ではよく見かける魚だ。
本種は市場には、すり身材料として流通している。またその量は近縁のマエソと比べて少なく、鮮魚として売られているのは未だ見ていない。
釣り/この魚はキス釣りなどの外道(目的以外の魚)として馴染み深い。シロギスを釣っていると、そのシロギスをくわえて上がってくる。30センチを超える大物もいて、釣果の彩りにはなるが後で持て余す食えないヤツである。
ときに混ざってくるのを食べるべく挑戦してみた。刺身には小骨が多くてできない。塩焼きも水っぽい。仕方なくこんがりと唐揚げをつくる。これは香ばしくてなかなか捨てがたい味。ただし低温でじっくり揚げるしかない。』
また、「遊魚漫筆」では下記のような記述が見られます。
『オキエソは、世界に1属1種しかいない。この特徴的な顔つきのエソは、オキエソしかいないのだ。浅海にすむ小魚としては珍しく、全世界の温帯と、熱帯海域にすむ。汎世界分布なのである。
体側には淡青色と黄色の細い縦線が交互に走り、鰓蓋上端に黒色斑がある。エソ科にしては臀鰭基底が長い。顔つきと、これらの特徴で間違えることはない。
そうそう。エソ科魚類は脂鰭を持つ。背鰭の後方にある、1個の、鰭条(きじょう)を欠く肉質の鰭様突起物を脂鰭(あぶらびれ)という。
オキエソの脂鰭釣り人にはサケ目魚類にある脂鰭が有名である。
サケ科にはまって、みょうなエリート意識を持ってしまう釣り人がいる。彼らは、コイ科や、ほかの魚を狙う釣り人たちに「ぼくらは脂鰭族です、脂鰭のある魚しか狙いませんから…」などと見下したりする。
そういう釣り師には「へえ、エソが好きなんですか、変わってますねえ!」などと驚いてあげることにしている。
脂鰭を持つ魚類は、エソ科など、けっこう多い。変わったところでは、ピラニアなどのカラシン科も持っているし、ナマズの仲間も、立派な脂鰭を持つものが多い。
エソ科魚類は白身であるが、刺身などには小骨が多くてできない。肉質も水っぽい。そのために、ふつうの食べ方ができない魚である。
しかし、摘入(つみれ)などの練り製品にすると、これほど美味しい魚はない。愛媛県、宇和島の蒲鉾はエソ類を主原料として、美味しいことで知られている。
獰猛な魚食魚で、釣って面白い魚であると思うのだが、家庭で練り製品にするのは面倒であるし、それほど大量に釣れるものでもないので、もてあますことが多い。そのため、エソ類は釣れても、まったくの外道扱いである。
一般に浅海性のエソ類は貪欲であり、生きた魚でないと食べないといわれている。水族館での飼育は、かなり難しいらしい。
練り製品の材料の、どうしようもない餌盗りだと決めつけず、彼らの生態にも思いをはせようではないか。
憧れの魚を持つ釣り人は幸せである。
しかし、釣った魚のなかに、どうでもいい魚がいる釣り人は不幸である。
オキエソ。しっかり見つめて、ていねいに逃がそう。』
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2009年10月05日
魚名:オキアジ
さかな、サカナ、魚!
30歳から始めるカラダの
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:50cm
学名:Uraspis helvola 英名:White-tongued crevalle
地方名:ドロメツキ、メツキノオバサン
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-アジ科
分布:南日本、インド、太平洋、東部太平洋、南大西洋
<特徴>
沿岸から沖合いまでの広い範囲にすみ、内湾で見られることもある。高知県では普段からよく見られるが東京付近では9月頃にしかとれない。個体により全体が黒っぽく、体の横に入った暗色の帯がくっきりと見えるものと見えないものがある。舌、口内の上下を除いて黒い。利用法はシマアジと同じように利用されるがであるが味は少しシマアジより劣る。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオキアジに付いて、「市場魚貝類図鑑」では下記のような記述があります。
『白く上質な身質だ。鮮度が悪くなると身が白濁する。刺身にして味がよく寿司にしてもうまい。酸味が少なく、食感は柔らかいが旨味脂がある。脂があるので塩焼きがうまい。煮つけがしっとりしている。オリーブオイルなどでポワレ(フライパンなどで塩コショウして焼く)にするとふわっとソフトに焼き上がる。他にはフライ、唐揚げなど。
比較的西日本に多い魚、関西などでは食用魚として普通。関東では出回ることは希。一定の評価はない。見た目がアジ科の他魚に比べてすがしさに欠け、ボテっとした感じ、薄汚れて見える。その分、値段的にも安く、庶民的な魚である。』
また、「丹後の海の生き物(オキアジ)」では下記のように紹介されています。
『オキアジは、その名が示すようにアジの仲間ですが、アジ科の代表種であるマアジより平べったい形をしています。
沖にいるアジというのが魚名の由来との説がありますが、実際には沖合だけではなく沿岸海域にも生息し、甲殻類や小型の魚類などを餌にしながら、体長40cmくらいまで成長します。
冬場に沖縄で成魚がまとまって漁獲されることがあるように、日本近海では南日本など暖かい海域が分布の中心です。したがって、マアジのように日本各地でたくさん漁獲される類の魚ではありませんが、丹後の海では、南の海から対馬暖流にのって回遊してきた群れが時々定置網で漁獲され、魚屋さんの店頭にも並びます。
味のよさからアジ、逆に味の語源はアジともいわれるように、アジ科の魚には美味しいものが多い訳ですが、オキアジも例に漏れないようです。機会があれば、召し上がってみては如何でしょうか。
』
更に、「市場料理帖」では下記のような説明がされていました。
『そして、今回、入江さんオススメの魚はオキアジ。初めて見るこのアジの仲間は、黒っぽくてポテッとしていて、アジのスマートな形状とはだいぶ違うが、縞模様があるところなどシマアジやイシダイに似ている。その形状をよく見ると、実に個性的。おまけに口の中と歯が黒く、まるでお歯黒のよう。しかし、アジの仲間である証拠にちゃんとゼイゴ(ウロコの変形した硬い部分)がついている。
産地は平戸、対馬、鹿児島など主に南日本以南の暖海。調べてみると、神奈川県平塚沖や御前崎沖などでも獲れるらしい。
「東京の市場にはあまり入ってこないので、馴染みがない魚かもしれません。漁法は定置網か釣りで、まとまって漁獲されないため、毎日入るかどうかはわからないのです。秋から冬にかけて脂がのっていて、刺身はおいしいですよ。刺身にするときは、薄めに切るのがコツです。試しに食べてみたらいいですよ」
入江さんの言葉に甘えて、刺身で食してみたところ、適度に脂がのっていて、アジよりもコリコリした食感でおいしい! 外見からは想像できなかった繊細な味わいである。わさびで食べるのもいいが、ポン酢でもいけると思う。また、にぎり寿司でもおいしいのではないだろうか。
刺身のほかに、塩焼き、煮付けにしてもおいしいオキアジは、入江さんが「これは東京向けの魚になるだろう」と判断した魚のひとつである。値段も手ごろなので、次は塩焼きにして食べてみたいもの。
ちなみに、オキアジを「モクアジ」と呼ぶ地方もあるが、その体表の特徴から「ドロアジ」「メッキ」などとうれしくない呼び名もついているのだ。こんなにおいしいのに、それは失礼ではないか。』
☆ オキアジ料理
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:50cm
学名:Uraspis helvola 英名:White-tongued crevalle
地方名:ドロメツキ、メツキノオバサン
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-アジ科
分布:南日本、インド、太平洋、東部太平洋、南大西洋
<特徴>
沿岸から沖合いまでの広い範囲にすみ、内湾で見られることもある。高知県では普段からよく見られるが東京付近では9月頃にしかとれない。個体により全体が黒っぽく、体の横に入った暗色の帯がくっきりと見えるものと見えないものがある。舌、口内の上下を除いて黒い。利用法はシマアジと同じように利用されるがであるが味は少しシマアジより劣る。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオキアジに付いて、「市場魚貝類図鑑」では下記のような記述があります。
『白く上質な身質だ。鮮度が悪くなると身が白濁する。刺身にして味がよく寿司にしてもうまい。酸味が少なく、食感は柔らかいが旨味脂がある。脂があるので塩焼きがうまい。煮つけがしっとりしている。オリーブオイルなどでポワレ(フライパンなどで塩コショウして焼く)にするとふわっとソフトに焼き上がる。他にはフライ、唐揚げなど。
比較的西日本に多い魚、関西などでは食用魚として普通。関東では出回ることは希。一定の評価はない。見た目がアジ科の他魚に比べてすがしさに欠け、ボテっとした感じ、薄汚れて見える。その分、値段的にも安く、庶民的な魚である。』
また、「丹後の海の生き物(オキアジ)」では下記のように紹介されています。
『オキアジは、その名が示すようにアジの仲間ですが、アジ科の代表種であるマアジより平べったい形をしています。
沖にいるアジというのが魚名の由来との説がありますが、実際には沖合だけではなく沿岸海域にも生息し、甲殻類や小型の魚類などを餌にしながら、体長40cmくらいまで成長します。
冬場に沖縄で成魚がまとまって漁獲されることがあるように、日本近海では南日本など暖かい海域が分布の中心です。したがって、マアジのように日本各地でたくさん漁獲される類の魚ではありませんが、丹後の海では、南の海から対馬暖流にのって回遊してきた群れが時々定置網で漁獲され、魚屋さんの店頭にも並びます。
味のよさからアジ、逆に味の語源はアジともいわれるように、アジ科の魚には美味しいものが多い訳ですが、オキアジも例に漏れないようです。機会があれば、召し上がってみては如何でしょうか。
』
更に、「市場料理帖」では下記のような説明がされていました。
『そして、今回、入江さんオススメの魚はオキアジ。初めて見るこのアジの仲間は、黒っぽくてポテッとしていて、アジのスマートな形状とはだいぶ違うが、縞模様があるところなどシマアジやイシダイに似ている。その形状をよく見ると、実に個性的。おまけに口の中と歯が黒く、まるでお歯黒のよう。しかし、アジの仲間である証拠にちゃんとゼイゴ(ウロコの変形した硬い部分)がついている。
産地は平戸、対馬、鹿児島など主に南日本以南の暖海。調べてみると、神奈川県平塚沖や御前崎沖などでも獲れるらしい。
「東京の市場にはあまり入ってこないので、馴染みがない魚かもしれません。漁法は定置網か釣りで、まとまって漁獲されないため、毎日入るかどうかはわからないのです。秋から冬にかけて脂がのっていて、刺身はおいしいですよ。刺身にするときは、薄めに切るのがコツです。試しに食べてみたらいいですよ」
入江さんの言葉に甘えて、刺身で食してみたところ、適度に脂がのっていて、アジよりもコリコリした食感でおいしい! 外見からは想像できなかった繊細な味わいである。わさびで食べるのもいいが、ポン酢でもいけると思う。また、にぎり寿司でもおいしいのではないだろうか。
刺身のほかに、塩焼き、煮付けにしてもおいしいオキアジは、入江さんが「これは東京向けの魚になるだろう」と判断した魚のひとつである。値段も手ごろなので、次は塩焼きにして食べてみたいもの。
ちなみに、オキアジを「モクアジ」と呼ぶ地方もあるが、その体表の特徴から「ドロアジ」「メッキ」などとうれしくない呼び名もついているのだ。こんなにおいしいのに、それは失礼ではないか。』
☆ オキアジ料理
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2009年10月04日
魚名:オオバウチワエビ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:13cm
学名:Ibacus novemdentatus 英名:Large-toothed sand crayfish
節足動物門-甲殻綱-十脚目-ウチワエビ科
分布:紀伊半島~九州東岸、島根県沖
<特徴>
ウチワエビとよく似ており、生態もほとんど同じと考えられている。ウチワエビと違う点は、甲の前の方の縁にはっきりとした歯がないことなどである。水深50~100mの砂泥底に生息している。尾の部分は薄く、普段はこれらをお腹の方に折り曲げているが、運動するときは後方にはねる動作を繰り返す。 (「デジタルお魚図鑑」より
)
このオオバウチワエビに付いては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『平たい身体の割に歩留まりがよく、身はたっぷりしている。普通は塩ゆでにして半割にして食べる。この甘味、旨味、身質のよさは最上級。また刺身にしても美味。ウチワエビと味はほとんど変わらない。
産地は千葉県、静岡県、三重県、和歌山県、長崎県などが多い。入荷は少なくない。超高級エビ。 ウチワエビと混同されている。分けられていない。取り扱い上は同じ。
この形から「うちわえび」、「くつえび」、「たびえび」。呼び名はウチワエビと混同されている。』
また、「水族館ふりーく」でも下記のような記述が見られます。
『このエビさんはオオバウチワエビというエビですが、ウチワエビと大変似ておりましてやっぱり市場に出回っているウチワエビも混同して出回っているケースが多いとのことです。
「市場に出回っている?」
そう、このエビ、ちゃんと食べられるんですよ。しかも美味です。刺身よし、焼いてよし、煮てよし、万能な食べ方ができます。
人によってはかのエビの王者、イセエビより美味いと言う人もいるくらいですからやっぱり美味い!
ただ、形状的にも割りにくく、しかも殻がかなり固く、その割には身量が少ないのでなかなか食べるには難儀です。
でもかんちょ的には見かけるとついつい食べたくなってしまう、というか売っているところを見るとたいてい買ってしまうからそんな手間隙かけても食べたいエビってことなんでしょうなぁ~(´▽`*)
食べるばっかりじゃなくて鑑賞としても可愛いエビで、特に目元がらぶりぃなの。名前の通り、団扇の様なボディもそそります。普段は全然動かないエビなんですが、掴むとめっちゃピチピチと跳ねてかなり勢いのあるエビでびっくりします。』
☆ 銅板でオオバウチワエビを作ってみました
☆ オオバウチワエビの刺身
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:13cm
学名:Ibacus novemdentatus 英名:Large-toothed sand crayfish
節足動物門-甲殻綱-十脚目-ウチワエビ科
分布:紀伊半島~九州東岸、島根県沖
<特徴>
ウチワエビとよく似ており、生態もほとんど同じと考えられている。ウチワエビと違う点は、甲の前の方の縁にはっきりとした歯がないことなどである。水深50~100mの砂泥底に生息している。尾の部分は薄く、普段はこれらをお腹の方に折り曲げているが、運動するときは後方にはねる動作を繰り返す。 (「デジタルお魚図鑑」より
)
このオオバウチワエビに付いては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『平たい身体の割に歩留まりがよく、身はたっぷりしている。普通は塩ゆでにして半割にして食べる。この甘味、旨味、身質のよさは最上級。また刺身にしても美味。ウチワエビと味はほとんど変わらない。
産地は千葉県、静岡県、三重県、和歌山県、長崎県などが多い。入荷は少なくない。超高級エビ。 ウチワエビと混同されている。分けられていない。取り扱い上は同じ。
この形から「うちわえび」、「くつえび」、「たびえび」。呼び名はウチワエビと混同されている。』
また、「水族館ふりーく」でも下記のような記述が見られます。
『このエビさんはオオバウチワエビというエビですが、ウチワエビと大変似ておりましてやっぱり市場に出回っているウチワエビも混同して出回っているケースが多いとのことです。
「市場に出回っている?」
そう、このエビ、ちゃんと食べられるんですよ。しかも美味です。刺身よし、焼いてよし、煮てよし、万能な食べ方ができます。
人によってはかのエビの王者、イセエビより美味いと言う人もいるくらいですからやっぱり美味い!
ただ、形状的にも割りにくく、しかも殻がかなり固く、その割には身量が少ないのでなかなか食べるには難儀です。
でもかんちょ的には見かけるとついつい食べたくなってしまう、というか売っているところを見るとたいてい買ってしまうからそんな手間隙かけても食べたいエビってことなんでしょうなぁ~(´▽`*)
食べるばっかりじゃなくて鑑賞としても可愛いエビで、特に目元がらぶりぃなの。名前の通り、団扇の様なボディもそそります。普段は全然動かないエビなんですが、掴むとめっちゃピチピチと跳ねてかなり勢いのあるエビでびっくりします。』
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タグ :オオバウチワエビ
2009年10月03日
魚名:オオニベ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:1.5m
学名:Nibea japonica 英名:Japanese croaker
地方名:ヌベ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-ニベ科
分布:南日本~中国沿岸、東シナ海、黄海
<特徴>
オオニベはニベ類中、最も大きい種であり体長1,3m・体重25kgを越すものも少なくない。眼はかなり小さく胸びれは短い。他のニベ類に比べて、下あごがわずかに突出しているのが特徴である。水深150m以浅の沿岸に生息している。魚類や甲殻類を食べる。かなり美味である。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオオニベに関しては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『天然ものは希。養殖ものは時にまとまって入荷する。値段は安い。
駿河湾以西では釣りや底引きでとれる。3月の個体にはまだ未熟ながら卵巣がふくらんでいて、産卵期は晩春から初夏ではないかと思う。すなわち秋から春までが旬だろう。天然ものの漁獲量は少ない模様で築地などの市場でもほとんど見かけない。ニベの仲間は大きくなるものが多いが、本種も体長1.5メートル、20キロを超える。
またこの魚は養殖されていて初夏から夏にまとまって入荷してくる。築地などでは1本ずつ入った発泡の箱が壁のようになっていた。これは毎年のことのようで築地で働く人たちは無関心である。総てが宮崎県で養殖されたもの。関東では馴染みがないためか売れ残りが多い模様であった。
天然ものはあまり手に入りやすいわけではないが、みつけたら購入をすすめる。値段も安い。刺身にしたときの色合い、そして味ともに抜群である。白身魚としてはもっとも味のある魚のひとつだろう。今回は握り寿司に仕立ててみたが、寿司職人の折り紙付き。
底引き網などでとれたものも、やや鮮度が落ちても塩焼き、ムニエルなどとても美味だ。
養殖魚は見たところあまりきれいなものを見かけない。尾がゆがんだり、ちぎれていたり、これはとても残念。また出荷の仕方、鮮度はいいのだが質にバラツキがある。養殖魚の大きさは2?3キロからときに7?8キロのものもある。このサイズで購入できる業者も限られないだろうか?
飲食店や規模の小さな魚屋ではとても扱えず、大きなスーパーや外食産業に行くはずだ。出荷方法を考えて料理人というか居酒屋や寿司屋で扱えるフィレでの出荷は出来ないのだろうか。』
また、「水族館ふりーくーオオニベ」では下記のような記述が見られます。
『体長2mにも成長し、ずっしり重量感のあるオオニベ。しながわ水族館のトンネル水槽のエリアにいくと入り口付近にいつもひっそりといる。どうもこのポイントがお気に入りなんだろう。決して速く泳いでいるわけではない。ゆったりとこちらに迫ってくる圧力はえもいわれぬ迫力がある。
日本では南日本に分布し、水深150m以浅に生息しているようです。体躯の持ち主で迫力ばかりに目がいきがちですが、ギラギラと輝く鱗がまた大変美麗な魚で、なんというか、アルミホイルをくちゃくちゃっとして光を照らした感じ。(笑)
日本では食用としての注目度は低いのですが、韓国では需要が高く、身は雪のような美しい白身で、味は淡白で上品な味わいで、視覚的にも味覚的にも大変抜群の魚と言えるようです。逆に何故に日本ではあまり注目されていないのか不思議です。日本では唯一宮崎県で養殖が行われており、今後の供給に期待したいところです。
成長したオオニベは20Kgをも越える重量になるため、釣りの対象としても人気があります。さぞ凄い引きなんだろうなぁ。』
<オオニベの動画>
1.オオニベ捕食の瞬間
2.22kgのオオニベを岸から
3.ULTIMATE PLUGGER episode2 予告編 Vol.2
4.ULTIMATE PLUGGER episode2 予告編 Vol.3
<オオニベのレシピ>
1.オオニベのたつた揚げおろし添え
2.オオニベのの柚子蒸し
3.オオニベのきのこソース煮
4.オオニベのかぶら煮


オリジナル家系図

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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:1.5m
学名:Nibea japonica 英名:Japanese croaker
地方名:ヌベ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-ニベ科
分布:南日本~中国沿岸、東シナ海、黄海
<特徴>
オオニベはニベ類中、最も大きい種であり体長1,3m・体重25kgを越すものも少なくない。眼はかなり小さく胸びれは短い。他のニベ類に比べて、下あごがわずかに突出しているのが特徴である。水深150m以浅の沿岸に生息している。魚類や甲殻類を食べる。かなり美味である。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオオニベに関しては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『天然ものは希。養殖ものは時にまとまって入荷する。値段は安い。
駿河湾以西では釣りや底引きでとれる。3月の個体にはまだ未熟ながら卵巣がふくらんでいて、産卵期は晩春から初夏ではないかと思う。すなわち秋から春までが旬だろう。天然ものの漁獲量は少ない模様で築地などの市場でもほとんど見かけない。ニベの仲間は大きくなるものが多いが、本種も体長1.5メートル、20キロを超える。
またこの魚は養殖されていて初夏から夏にまとまって入荷してくる。築地などでは1本ずつ入った発泡の箱が壁のようになっていた。これは毎年のことのようで築地で働く人たちは無関心である。総てが宮崎県で養殖されたもの。関東では馴染みがないためか売れ残りが多い模様であった。
天然ものはあまり手に入りやすいわけではないが、みつけたら購入をすすめる。値段も安い。刺身にしたときの色合い、そして味ともに抜群である。白身魚としてはもっとも味のある魚のひとつだろう。今回は握り寿司に仕立ててみたが、寿司職人の折り紙付き。
底引き網などでとれたものも、やや鮮度が落ちても塩焼き、ムニエルなどとても美味だ。
養殖魚は見たところあまりきれいなものを見かけない。尾がゆがんだり、ちぎれていたり、これはとても残念。また出荷の仕方、鮮度はいいのだが質にバラツキがある。養殖魚の大きさは2?3キロからときに7?8キロのものもある。このサイズで購入できる業者も限られないだろうか?
飲食店や規模の小さな魚屋ではとても扱えず、大きなスーパーや外食産業に行くはずだ。出荷方法を考えて料理人というか居酒屋や寿司屋で扱えるフィレでの出荷は出来ないのだろうか。』
また、「水族館ふりーくーオオニベ」では下記のような記述が見られます。
『体長2mにも成長し、ずっしり重量感のあるオオニベ。しながわ水族館のトンネル水槽のエリアにいくと入り口付近にいつもひっそりといる。どうもこのポイントがお気に入りなんだろう。決して速く泳いでいるわけではない。ゆったりとこちらに迫ってくる圧力はえもいわれぬ迫力がある。
日本では南日本に分布し、水深150m以浅に生息しているようです。体躯の持ち主で迫力ばかりに目がいきがちですが、ギラギラと輝く鱗がまた大変美麗な魚で、なんというか、アルミホイルをくちゃくちゃっとして光を照らした感じ。(笑)
日本では食用としての注目度は低いのですが、韓国では需要が高く、身は雪のような美しい白身で、味は淡白で上品な味わいで、視覚的にも味覚的にも大変抜群の魚と言えるようです。逆に何故に日本ではあまり注目されていないのか不思議です。日本では唯一宮崎県で養殖が行われており、今後の供給に期待したいところです。
成長したオオニベは20Kgをも越える重量になるため、釣りの対象としても人気があります。さぞ凄い引きなんだろうなぁ。』
<オオニベの動画>
1.オオニベ捕食の瞬間
2.22kgのオオニベを岸から
3.ULTIMATE PLUGGER episode2 予告編 Vol.2
4.ULTIMATE PLUGGER episode2 予告編 Vol.3
<オオニベのレシピ>
1.オオニベのたつた揚げおろし添え
2.オオニベのの柚子蒸し
3.オオニベのきのこソース煮
4.オオニベのかぶら煮
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2009年10月02日
魚名:オオセ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:1m
学名:Orectolobus japonicus 英名:Fringe shark
地方名:キリノトブカ カメザメ オニウチノクリ カキノコロモ トラ ドジョウザメ トラブカ マムシワニ
脊椎動物門-軟骨魚綱-テンジクザメ目-テンジクザメ科
分布:能登半島、房総半島から南西諸島から南・東シナ海を経てフィリピン
<特徴>
平たい大きな頭部に、大きな口が開き、細長い犬歯状の歯がある。上顎の縁辺には5~8本の扁平な皮質突起があり、前から見るとまばらにヒゲを生やしているような、ユーモラスな顔つきをしている。背びれの後縁はまっすぐ、またはいくぶん湾入する。浅海にすみ、夜行性で、主に魚類を補食する。 胎生で約1年の妊娠期間を経て、約30尾の子供を生む。 地域によってさまざまな呼び名がある。西日本では食用にする。
(「デジタルお魚図鑑」より)
<オオセの名前の由来>
1.オオセ(和名):大瀬(オオセ)説
オオセは、本種が大きな浅瀬の藻場などに生息するサメで、海藻が茂る海底に身を 潜め、口周辺の肉質状突起に誘われて近づく小魚を食べたりするさまより呼名された ものではなかろうか。 英名のFringe sharkはふさ飾りのあるサメ、Japanese carpet sharkは、日本産の カーペットサメの意で、ともにその外観より呼ばれたものであろう。
2.オニウチノクリ :鬼打鮫(オニウチノクリ)説
オニウチノクリは、オニのように恐ろしい恰好をしたサメの意味で呼名されたもの ではなかろうか。ウチは語調を整えたり強調する接頭語、ノクリは小型サメ類の 共通呼名であろう。
3.カキノコロモ :牡蠣衣(カキノコロモ)説
カキノコロモは、我々が常食しているカキの外殻に、本種の外観が似ているとして 呼名されたものではなかろうか。カキは、イタボガキ科の二枚貝の総称で、貝殻には やや不規則な汚れたような斑紋があり、海底の岩石と見分けがつきにくいが、灰色がかった 肉は美味である。
4.カメザメ :亀鮫(カメザメ)説
カメザメは、本種の頭部の形状や背面部の文様が、爬虫類のカメに似ているとして呼名 されたものではなかろうか。 この呼名について、榮川(1982)は「ドチザメは、頭部の形状がスッポンの頭部に似ている ためスッポン鮫の意で呼ぶのであろう。物類称呼やその他の文献によると、中部地方では、スッポンを ドチ・トチと呼んでいた。東京でオオセを亀鮫と呼ぶのと同例であろう」と述べている。
5.キリノトブカ :桐薹鱶(キリノトブカ)説
キリノトブカは、本種の体表にある文様が、キリノトに似ている として呼名されたものではなかろうか。キリノトは桐薹の意味で、桐の花や葉でかたどった紋の ことであろう。桐薹は桐の紋ともいわれており、菊の紋と共に皇室の紋章とされ、神紋にも用いられて いる。
6.ドヂヨウザメ :泥鰌鮫(ドヂヨウザメ)説
ドヂヨウザメは、本種の頭部に皮質突起が多数あることより、その外観を口周辺に5対の口髭 があるドヂョウ科の淡水魚に似ているとしての呼名ではなかろうか。
7.トラブカ、トラ :虎鱶(トラブカ)説
トラブカは、本種の体表面が褐色で、そこに多数の暗色横帯と白色斑紋があることより呼名 されたものではなかろうか。 浅海に生息し体表に斑紋のある小型サメは、このように呼ばれることが多い。
8.マムシワニ :蝮鰐(マムシワニ)説
マムシワニは、本種の体表が褐色で、そこに多数の暗色横帯と白色斑紋があること 口がほぼ体の前端に開口し幅広いこと、見た目はおとなしそうだが、性質は獰猛である ことなどを、爬虫類のマムシに似ているとして呼名されたものではなかろうか。
(「魚名の由来(テンジクザメ科Ⅱ)」)
<オオセの動画>
1.オオセの正面顔@神子元
2.サメ共食い
3.バイロンベイのオオセ
4.テンジクザメ目「オオセ」
5.オオセ
☆ 動かない・・・隠れたいサメ、オオセ
☆ オオセの切手
☆ 珍しいサメ「オオセ」入館




30歳から始めるカラダの
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:1m
学名:Orectolobus japonicus 英名:Fringe shark
地方名:キリノトブカ カメザメ オニウチノクリ カキノコロモ トラ ドジョウザメ トラブカ マムシワニ
脊椎動物門-軟骨魚綱-テンジクザメ目-テンジクザメ科
分布:能登半島、房総半島から南西諸島から南・東シナ海を経てフィリピン
<特徴>
平たい大きな頭部に、大きな口が開き、細長い犬歯状の歯がある。上顎の縁辺には5~8本の扁平な皮質突起があり、前から見るとまばらにヒゲを生やしているような、ユーモラスな顔つきをしている。背びれの後縁はまっすぐ、またはいくぶん湾入する。浅海にすみ、夜行性で、主に魚類を補食する。 胎生で約1年の妊娠期間を経て、約30尾の子供を生む。 地域によってさまざまな呼び名がある。西日本では食用にする。
(「デジタルお魚図鑑」より)
<オオセの名前の由来>
1.オオセ(和名):大瀬(オオセ)説
オオセは、本種が大きな浅瀬の藻場などに生息するサメで、海藻が茂る海底に身を 潜め、口周辺の肉質状突起に誘われて近づく小魚を食べたりするさまより呼名された ものではなかろうか。 英名のFringe sharkはふさ飾りのあるサメ、Japanese carpet sharkは、日本産の カーペットサメの意で、ともにその外観より呼ばれたものであろう。
2.オニウチノクリ :鬼打鮫(オニウチノクリ)説
オニウチノクリは、オニのように恐ろしい恰好をしたサメの意味で呼名されたもの ではなかろうか。ウチは語調を整えたり強調する接頭語、ノクリは小型サメ類の 共通呼名であろう。
3.カキノコロモ :牡蠣衣(カキノコロモ)説
カキノコロモは、我々が常食しているカキの外殻に、本種の外観が似ているとして 呼名されたものではなかろうか。カキは、イタボガキ科の二枚貝の総称で、貝殻には やや不規則な汚れたような斑紋があり、海底の岩石と見分けがつきにくいが、灰色がかった 肉は美味である。
4.カメザメ :亀鮫(カメザメ)説
カメザメは、本種の頭部の形状や背面部の文様が、爬虫類のカメに似ているとして呼名 されたものではなかろうか。 この呼名について、榮川(1982)は「ドチザメは、頭部の形状がスッポンの頭部に似ている ためスッポン鮫の意で呼ぶのであろう。物類称呼やその他の文献によると、中部地方では、スッポンを ドチ・トチと呼んでいた。東京でオオセを亀鮫と呼ぶのと同例であろう」と述べている。
5.キリノトブカ :桐薹鱶(キリノトブカ)説
キリノトブカは、本種の体表にある文様が、キリノトに似ている として呼名されたものではなかろうか。キリノトは桐薹の意味で、桐の花や葉でかたどった紋の ことであろう。桐薹は桐の紋ともいわれており、菊の紋と共に皇室の紋章とされ、神紋にも用いられて いる。
6.ドヂヨウザメ :泥鰌鮫(ドヂヨウザメ)説
ドヂヨウザメは、本種の頭部に皮質突起が多数あることより、その外観を口周辺に5対の口髭 があるドヂョウ科の淡水魚に似ているとしての呼名ではなかろうか。
7.トラブカ、トラ :虎鱶(トラブカ)説
トラブカは、本種の体表面が褐色で、そこに多数の暗色横帯と白色斑紋があることより呼名 されたものではなかろうか。 浅海に生息し体表に斑紋のある小型サメは、このように呼ばれることが多い。
8.マムシワニ :蝮鰐(マムシワニ)説
マムシワニは、本種の体表が褐色で、そこに多数の暗色横帯と白色斑紋があること 口がほぼ体の前端に開口し幅広いこと、見た目はおとなしそうだが、性質は獰猛である ことなどを、爬虫類のマムシに似ているとして呼名されたものではなかろうか。
(「魚名の由来(テンジクザメ科Ⅱ)」)
<オオセの動画>
1.オオセの正面顔@神子元
2.サメ共食い
3.バイロンベイのオオセ
4.テンジクザメ目「オオセ」
5.オオセ
☆ 動かない・・・隠れたいサメ、オオセ
☆ オオセの切手
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2009年10月01日
魚名:オオスジイシモチ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:11cm
学名:Apogon doederleini 英名:Fourstripe cardinalfish
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-テンジクダイ科
分布:南日本、西部太平洋域
<特徴>
コスジイシモチに似るが、体側の暗赤褐色の縦帯が5本あり、尾びれの付け根の黒色の斑紋が尾ビレにかからないことで区別される。浅い海の岩礁域に生息し、あまり群はつくらない。産卵期は番(つがい)をつくる。産卵すると雄が口の中で卵を育てふ化させる。小型の甲殻類等を食べる。この類の中では大型種である。味はよくない。 (「デジタルお魚図鑑」より)
『千葉県以南、西太平洋に分布する。浅海の岩礁域、湾内の転石などに生息する。
体側には暗赤褐色の縦帯が5本あり、尾柄部に黒斑があり、それが尾鰭に掛からないことで、コスジイシモチとは区別できる。英名では4本の縦帯となっている。
一般にテンジクダイ類は群れて生活しているものが多いが、産卵期にはつがいになった2匹が群れを離れて遊泳する。離れた2匹は岩礁や造礁サンゴの周辺で縄張りを持ち、産卵までの7日から10日までの間一緒にいる。
ペアはお互いに体を摺り寄せる産卵誘発行動の後、雄が仰向けの状態になりお互いの腹部を密着させ、放卵と放精が同時に始まる。テンジクダイ類の雌が1回に産む卵の数は6千~2万と言われていて、卵径はかなり小さいが、粘着糸で繋がっていて直径15mmくらいの卵塊状になっているので、雄が間違えて飲み込むような事はない。雄は放精後すぐに向きを変え、卵塊を自分の口腔内に受け入れ口内保育に入る。
口内保育とは産卵後の受精卵を雄が口腔内に収容し、孵化後のしばらくの間新鮮な海水を卵に送り、安全に守るという行動である。口内保育の期間は8日~10日であるが、雄は単独で岩陰などで行い、その間は餌をとらない。ごく稀に、雌が卵をくわえる場合もある。危険な卵の時期を親の口の中で保護されるので、ほとんど無事にふ化することができる。』 (「ダイバーのための海水魚図鑑」より)
『コスジイシモチにかなり似ているが、体側に走る縦の黒縞は5本とコスジイシモチより少なく、「スジ」が「オオ」きい(太い)のでこの名前が当てられたのではないだろうか。それと、コスジイシモチよりもっとよく似たウスジマイシモチというのがいるが、本種が真ん中の縦線が尾鰭(鰭=ひれ)後縁まで達しないのに対し、ウスジマイシモチでは達するということで区別できる。
夜行性なので昼よりむしろ夜に釣れ、外海性の強い堤防、磯なんかで掛かってくる。昼は沖合いの方でやる、船釣りとかだと掛かる率が高くなるみたいだ。深いと暗くなるからだろうか。小さいくせに大きい口だから、大物狙いでもちゃんと鉤に掛かって揚がってくる。
釣り人は、夜に群れで釣れる姿のシルエットが本種に似ているだけであるネンブツダイやクロホシイシモチなどと混同してしまているのが残念だ。本種はネンブツダイやクロホシイシモチとは違い、群れることは少なく、単独でいることや、群れは群れでも小さい群れでいることが多い。だから、上記の2種よりも釣れてくる率は低いと思われる。
産卵期の行動は、テンジクダイ科の数種に見られる独自の方法で、雌が産み落とした卵を雄が精子をかけ、雌雄、特に雄が口の中に含んで守り、孵化するまで餌も取らずに1週間程、絶食する。孵化後も雌雄でテリトリーを作り、危険を感じた時は素早く仔魚を口に含み天敵から子供を守る。これが口が大きくなければならない所以なのではないだろうか。
結構面白い魚ではあるが、食べる方は全くと言って良いほど浸透していない。ちゃんと食べれる。大きさ故に、唐揚げなどが無難なところになるが、鱗(鱗=うろこ)が大きく調理はし易い。その気になれば刺身などにもできる。』 (「オオスジイシモチ」より)
<オオスジイシモチについて>
『赤じゃこ三役揃い踏み。ネンブツダイ、クロホシイシモチ、オオスジイシモチ。この3種が、日本本州、四国、九州沿岸の、赤じゃこの小結、関脇、大関である。三役なのである。
本州、四国、九州で、このタイプで、ふつうに釣れるのはオオスジイシモチが多い。しかし、ほかの種が混ざることもあるので、詳しくオオスジイシモチの特徴を書いておこう。
1)体側の縦帯は、背鰭基底にあるものを除くと4本あり、明瞭である。
2)第2縦帯が、ほぼ体側中央を走るが、この縦帯は尾柄の黒色円斑に達しない。
3)第1縦帯と、第3縦帯は、尾柄の後端に達しない。
この縦帯が5本以上あれば、スジイシモチか、コスジイシモチになる。これらの2種は南日本太平洋岸には分布するが、ふつうは琉球列島に多い。
この縦帯が不明瞭であり、尾鰭基底にまで達していればウスジマイシモチになる。これは珍しい魚であり、日本では奄美大島と、沖縄の瀬底島でしか知られていない。
琉球列島で釣りをすれば、テンジクダイ科の魚は多くなり、見分けも非常に難しくなるのだが、本州、四国、九州であれば、この3種を知っていればよいだろう。
オオスジイシモチだけは難しいかもしれないが、うえの三つの特徴を覚えておけば、あまり間違えないと思う。』 (「遊魚漫筆」より)
☆ オオスジイシモチ(大條石持)
☆ オオスジイチモチの産卵
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:11cm
学名:Apogon doederleini 英名:Fourstripe cardinalfish
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-テンジクダイ科
分布:南日本、西部太平洋域
<特徴>
コスジイシモチに似るが、体側の暗赤褐色の縦帯が5本あり、尾びれの付け根の黒色の斑紋が尾ビレにかからないことで区別される。浅い海の岩礁域に生息し、あまり群はつくらない。産卵期は番(つがい)をつくる。産卵すると雄が口の中で卵を育てふ化させる。小型の甲殻類等を食べる。この類の中では大型種である。味はよくない。 (「デジタルお魚図鑑」より)
『千葉県以南、西太平洋に分布する。浅海の岩礁域、湾内の転石などに生息する。
体側には暗赤褐色の縦帯が5本あり、尾柄部に黒斑があり、それが尾鰭に掛からないことで、コスジイシモチとは区別できる。英名では4本の縦帯となっている。
一般にテンジクダイ類は群れて生活しているものが多いが、産卵期にはつがいになった2匹が群れを離れて遊泳する。離れた2匹は岩礁や造礁サンゴの周辺で縄張りを持ち、産卵までの7日から10日までの間一緒にいる。
ペアはお互いに体を摺り寄せる産卵誘発行動の後、雄が仰向けの状態になりお互いの腹部を密着させ、放卵と放精が同時に始まる。テンジクダイ類の雌が1回に産む卵の数は6千~2万と言われていて、卵径はかなり小さいが、粘着糸で繋がっていて直径15mmくらいの卵塊状になっているので、雄が間違えて飲み込むような事はない。雄は放精後すぐに向きを変え、卵塊を自分の口腔内に受け入れ口内保育に入る。
口内保育とは産卵後の受精卵を雄が口腔内に収容し、孵化後のしばらくの間新鮮な海水を卵に送り、安全に守るという行動である。口内保育の期間は8日~10日であるが、雄は単独で岩陰などで行い、その間は餌をとらない。ごく稀に、雌が卵をくわえる場合もある。危険な卵の時期を親の口の中で保護されるので、ほとんど無事にふ化することができる。』 (「ダイバーのための海水魚図鑑」より)
『コスジイシモチにかなり似ているが、体側に走る縦の黒縞は5本とコスジイシモチより少なく、「スジ」が「オオ」きい(太い)のでこの名前が当てられたのではないだろうか。それと、コスジイシモチよりもっとよく似たウスジマイシモチというのがいるが、本種が真ん中の縦線が尾鰭(鰭=ひれ)後縁まで達しないのに対し、ウスジマイシモチでは達するということで区別できる。
夜行性なので昼よりむしろ夜に釣れ、外海性の強い堤防、磯なんかで掛かってくる。昼は沖合いの方でやる、船釣りとかだと掛かる率が高くなるみたいだ。深いと暗くなるからだろうか。小さいくせに大きい口だから、大物狙いでもちゃんと鉤に掛かって揚がってくる。
釣り人は、夜に群れで釣れる姿のシルエットが本種に似ているだけであるネンブツダイやクロホシイシモチなどと混同してしまているのが残念だ。本種はネンブツダイやクロホシイシモチとは違い、群れることは少なく、単独でいることや、群れは群れでも小さい群れでいることが多い。だから、上記の2種よりも釣れてくる率は低いと思われる。
産卵期の行動は、テンジクダイ科の数種に見られる独自の方法で、雌が産み落とした卵を雄が精子をかけ、雌雄、特に雄が口の中に含んで守り、孵化するまで餌も取らずに1週間程、絶食する。孵化後も雌雄でテリトリーを作り、危険を感じた時は素早く仔魚を口に含み天敵から子供を守る。これが口が大きくなければならない所以なのではないだろうか。
結構面白い魚ではあるが、食べる方は全くと言って良いほど浸透していない。ちゃんと食べれる。大きさ故に、唐揚げなどが無難なところになるが、鱗(鱗=うろこ)が大きく調理はし易い。その気になれば刺身などにもできる。』 (「オオスジイシモチ」より)
<オオスジイシモチについて>
『赤じゃこ三役揃い踏み。ネンブツダイ、クロホシイシモチ、オオスジイシモチ。この3種が、日本本州、四国、九州沿岸の、赤じゃこの小結、関脇、大関である。三役なのである。
本州、四国、九州で、このタイプで、ふつうに釣れるのはオオスジイシモチが多い。しかし、ほかの種が混ざることもあるので、詳しくオオスジイシモチの特徴を書いておこう。
1)体側の縦帯は、背鰭基底にあるものを除くと4本あり、明瞭である。
2)第2縦帯が、ほぼ体側中央を走るが、この縦帯は尾柄の黒色円斑に達しない。
3)第1縦帯と、第3縦帯は、尾柄の後端に達しない。
この縦帯が5本以上あれば、スジイシモチか、コスジイシモチになる。これらの2種は南日本太平洋岸には分布するが、ふつうは琉球列島に多い。
この縦帯が不明瞭であり、尾鰭基底にまで達していればウスジマイシモチになる。これは珍しい魚であり、日本では奄美大島と、沖縄の瀬底島でしか知られていない。
琉球列島で釣りをすれば、テンジクダイ科の魚は多くなり、見分けも非常に難しくなるのだが、本州、四国、九州であれば、この3種を知っていればよいだろう。
オオスジイシモチだけは難しいかもしれないが、うえの三つの特徴を覚えておけば、あまり間違えないと思う。』 (「遊魚漫筆」より)
☆ オオスジイシモチ(大條石持)
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2009年09月30日
魚名:オオクチイシナギ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:2m
学名:Stereolepis doederleini 英名:Striped jewfish
地方名:メダイ、オヨ、オウヨ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-スズキ科
布:九州以北の各地、北太平洋
<特徴>
コクチイシナギに似るが、口は大きく、上あごの骨の後端は目の中央下またはそれより後に伸びる。大型魚であり大きいものになると体重は約250kg、全長2mにも達する。稚魚は砕波帯で生活するが大きくなるにつれて沖の深いところに移動し、成魚は水深400m~600mの岩礁域に生息する。
初夏が産卵期で水深150mぐらいまで上がってくる。体の色が変化する魚で、若魚は黒っぽい褐色で体に白色帯が5本縦に入っているが成長するとともに暗灰色になる。比較的大きなものになると肝臓に多量のビタミンAをもっているために中毒の危険性がある。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオオクチイシナギに付いて、「市場魚貝類図鑑」では下記のように紹介されています。
『市場には希に入荷する。値段などの評価はなく、値段は不安定。
北海道から高知県、石川県などのやや深海に棲息。イシナギには「オオクチ(大口)」と「コクチ(小口)」の2種があるが外見の違いはほぼなく、口の大きさが違っているのみ。
釣り/千葉県外房などでは活き餌(イカなど)を使った遊船があったと記憶する。専門にねらうものではないとは思うが幻の魚扱いを受けていた。
大形のものは何度か食べたことがある。身は柔らかく脂で白濁している。これを鍋などに使うとやや出汁が濁るので湯引きは確実にする。鍋にして美味である。また煮つけにもいい。
小型は身に透明感があり、脂も少なく刺身にしてもうまい。またムニエルやフライも上々。鍋や塩焼きなんでにも使える。』
<弘法大師の伝えた魚 おおな魚>
『「昔々、ある冷たい冬の日、今の和深村の一軒の漁家の軒先に一人の貧しい身なりの僧が一夜の宿を請うた。見ると空腹と寒さで大変なんぎしていると見える。そこで家の人は僧を家に上げ、温かくもてなした。僧はたいそう喜んで、翌朝、出立前にこう告げた。
「この沖一里(約4㎞)、深さ100ヒロ(約150m)のあたりにオオナという魚がいる。春になると釣れるから漁をしてみなさい。」春になると、早速漁師は道具をこしらえ釣りに出かけたところ見たこともない様な大きな大魚がつれた。後になってこの僧が弘法大師であると言うことがわかり、大師堂を建立したという。それ以降この大魚は「おおな」とか「大師魚」と呼ばれるようになった。」
この民話に出てくる魚「おおな」(ボクのことだよ)は和名をオオクチイシナギ通称イシナギっていうんだ。イシナギは全長2m、体重は実に150㎏以上にもなる大魚で、本州から北海道までの広い範囲の岩場にすみ、普段は水深400~600mという深海でくらしているよ。でも春から初夏の産卵期になると、水深100m前後まであがってくるんだ。昔はこの時期にこの魚を専門に釣る漁師が全国にたくさんいたと言うけど、乱獲がたたって今では大物はすっかりいなくなってしまったよ。
イシナギは白身で脂肪分が多く1年中おいしい魚だけど、大きな肝臓はビタミンAが他の魚の何倍も含まれていて、食べ過ぎると食中毒を起こすことが知られているよ。
「オオナ」の名はイシナギの捕れる時期に高菜(おおな)の花が咲くからとか、高菜と煮込むとおいしいからとか言われているよ。全国ではオオイオ・オオイヨ・オヨ・オイオ等と呼ばれるけど、どれも「大きい魚」という意味なんだ。』(「串本海中公園」より)
☆ 水族館ぶりーくーオオクチイシナギ
☆ 動画:オオクチイシナギ
☆ オオクチイシナギの刺し身・カマ焼き
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:2m
学名:Stereolepis doederleini 英名:Striped jewfish
地方名:メダイ、オヨ、オウヨ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-スズキ科
布:九州以北の各地、北太平洋
<特徴>
コクチイシナギに似るが、口は大きく、上あごの骨の後端は目の中央下またはそれより後に伸びる。大型魚であり大きいものになると体重は約250kg、全長2mにも達する。稚魚は砕波帯で生活するが大きくなるにつれて沖の深いところに移動し、成魚は水深400m~600mの岩礁域に生息する。
初夏が産卵期で水深150mぐらいまで上がってくる。体の色が変化する魚で、若魚は黒っぽい褐色で体に白色帯が5本縦に入っているが成長するとともに暗灰色になる。比較的大きなものになると肝臓に多量のビタミンAをもっているために中毒の危険性がある。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオオクチイシナギに付いて、「市場魚貝類図鑑」では下記のように紹介されています。
『市場には希に入荷する。値段などの評価はなく、値段は不安定。
北海道から高知県、石川県などのやや深海に棲息。イシナギには「オオクチ(大口)」と「コクチ(小口)」の2種があるが外見の違いはほぼなく、口の大きさが違っているのみ。
釣り/千葉県外房などでは活き餌(イカなど)を使った遊船があったと記憶する。専門にねらうものではないとは思うが幻の魚扱いを受けていた。
大形のものは何度か食べたことがある。身は柔らかく脂で白濁している。これを鍋などに使うとやや出汁が濁るので湯引きは確実にする。鍋にして美味である。また煮つけにもいい。
小型は身に透明感があり、脂も少なく刺身にしてもうまい。またムニエルやフライも上々。鍋や塩焼きなんでにも使える。』
<弘法大師の伝えた魚 おおな魚>
『「昔々、ある冷たい冬の日、今の和深村の一軒の漁家の軒先に一人の貧しい身なりの僧が一夜の宿を請うた。見ると空腹と寒さで大変なんぎしていると見える。そこで家の人は僧を家に上げ、温かくもてなした。僧はたいそう喜んで、翌朝、出立前にこう告げた。
「この沖一里(約4㎞)、深さ100ヒロ(約150m)のあたりにオオナという魚がいる。春になると釣れるから漁をしてみなさい。」春になると、早速漁師は道具をこしらえ釣りに出かけたところ見たこともない様な大きな大魚がつれた。後になってこの僧が弘法大師であると言うことがわかり、大師堂を建立したという。それ以降この大魚は「おおな」とか「大師魚」と呼ばれるようになった。」
この民話に出てくる魚「おおな」(ボクのことだよ)は和名をオオクチイシナギ通称イシナギっていうんだ。イシナギは全長2m、体重は実に150㎏以上にもなる大魚で、本州から北海道までの広い範囲の岩場にすみ、普段は水深400~600mという深海でくらしているよ。でも春から初夏の産卵期になると、水深100m前後まであがってくるんだ。昔はこの時期にこの魚を専門に釣る漁師が全国にたくさんいたと言うけど、乱獲がたたって今では大物はすっかりいなくなってしまったよ。
イシナギは白身で脂肪分が多く1年中おいしい魚だけど、大きな肝臓はビタミンAが他の魚の何倍も含まれていて、食べ過ぎると食中毒を起こすことが知られているよ。
「オオナ」の名はイシナギの捕れる時期に高菜(おおな)の花が咲くからとか、高菜と煮込むとおいしいからとか言われているよ。全国ではオオイオ・オオイヨ・オヨ・オイオ等と呼ばれるけど、どれも「大きい魚」という意味なんだ。』(「串本海中公園」より)
☆ 水族館ぶりーくーオオクチイシナギ
☆ 動画:オオクチイシナギ
☆ オオクチイシナギの刺し身・カマ焼き
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2009年09月29日
魚名:オオカミウオ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:1m
学名:Anarhichas orientalis 英名:Bering wolffish
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-オオカミウオ科
分布:岩手県以北~北部日本海、オホーツク海、ベーリング海
<特徴>
オオカミウオ(狼魚、学名:Anarhichas orientalis、英名:Bering wolffish)は硬骨魚綱スズキ目オオカミウオ科に属する海水魚。
東北地方北部からオホーツク海、ベーリング海の水深50~100メートルの岩礁域に生息する。体長1m。体色は暗青色、又は暗褐色、黒色、赤褐色。オオカミウオ科はゲンゲ亜目に属するギンポの仲間で、本種も他のギンポ類と同じく細長い体をしている。
口には強大な歯が並んでおり、これで貝類をかみ砕いたり、甲殻類をかみ切って食べる。
オオカミウオはおそろしい顔つきをしているため、水族館でよく飼われているが、その顔とは裏腹に大人しい性格の魚である。しかし、堅い貝殻も噛み砕く歯を持っているので、油断は禁物である。不用意に指で突くなど、刺激を与えるのは好ましくない。
食用になるが、日本では市場に流通していないようである。 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
このオオカミウオに付いては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『我が国ではあまり食用とはしない。また一般に流通することもない。
カニや貝などを強靱なキバと口の中に発達するきゅう歯で噛み砕き食べる。ちなみにこのきゅう歯であるがまるで一枚の厚い板のようになっていてキバでとらえたものを上下ですりつぶす役目をしている。
実際、今度のオオカミウオの胃からは大量のトゲクリガニ、ホタテの貝殻が1キロ近く入っていた。ホタテの貝殻など鋭利に割れており、よくこれで胃が大丈夫だな、と感心させられる。
残念ながら我が国ではあまり食用では利用されておらず、この『狼魚』というのも英名の『Wolf-fishes』を直訳したものである。
北欧では食用とすることは多くの文献にあり、これをペラペラめくるが、探してみると意外なことに詳しい食べ方が書いていない。これを探しあぐねた矢先に我がサイトの協力者が読売新聞の日曜版、なんと2003年8月3日のものを持ってきてくれた。
これがなかなか詳しく、ここで紹介すると、ノルウェーのベルゲンではミンチにして肉団子のようにまとめ、スープの具とする。またフィッシュケーキというこの肉団子を揚げた薩摩揚げのようなものもあるのであると言う。フライにすると言うのも『海の魚』(上野達治著 北海道新聞社)にある。
この魚、大きさまた鮮度によって大きく味わいを変化させるようだ。2キロくらいまでは、旨味も脂も少ない白身で、皮目にも臭みはない。これが大きくなると脂が多くなり、皮目にも臭みがでる。
当然、小振りの物は刺身にもなり、またフライなどは軽い味わいで美味。大きくなっても皮を使わないで身だけならフライや唐揚げ、フィッシュ・アンド・チップスにしてうまい。北欧などで食べられるのは主にこの油で揚げる料理に限れれるのではないだろうか。』
<オオカミウオの動画>
1.室蘭水族館 オオカミウオ2 魚面シリーズ
2.WOLFFISH !
オオカミウオを食べる
ネットアイドル生物図鑑:ウルフフィッシュ(オオカミウオ)




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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:1m
学名:Anarhichas orientalis 英名:Bering wolffish
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-オオカミウオ科
分布:岩手県以北~北部日本海、オホーツク海、ベーリング海
<特徴>
オオカミウオ(狼魚、学名:Anarhichas orientalis、英名:Bering wolffish)は硬骨魚綱スズキ目オオカミウオ科に属する海水魚。
東北地方北部からオホーツク海、ベーリング海の水深50~100メートルの岩礁域に生息する。体長1m。体色は暗青色、又は暗褐色、黒色、赤褐色。オオカミウオ科はゲンゲ亜目に属するギンポの仲間で、本種も他のギンポ類と同じく細長い体をしている。
口には強大な歯が並んでおり、これで貝類をかみ砕いたり、甲殻類をかみ切って食べる。
オオカミウオはおそろしい顔つきをしているため、水族館でよく飼われているが、その顔とは裏腹に大人しい性格の魚である。しかし、堅い貝殻も噛み砕く歯を持っているので、油断は禁物である。不用意に指で突くなど、刺激を与えるのは好ましくない。
食用になるが、日本では市場に流通していないようである。 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
このオオカミウオに付いては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『我が国ではあまり食用とはしない。また一般に流通することもない。
カニや貝などを強靱なキバと口の中に発達するきゅう歯で噛み砕き食べる。ちなみにこのきゅう歯であるがまるで一枚の厚い板のようになっていてキバでとらえたものを上下ですりつぶす役目をしている。
実際、今度のオオカミウオの胃からは大量のトゲクリガニ、ホタテの貝殻が1キロ近く入っていた。ホタテの貝殻など鋭利に割れており、よくこれで胃が大丈夫だな、と感心させられる。
残念ながら我が国ではあまり食用では利用されておらず、この『狼魚』というのも英名の『Wolf-fishes』を直訳したものである。
北欧では食用とすることは多くの文献にあり、これをペラペラめくるが、探してみると意外なことに詳しい食べ方が書いていない。これを探しあぐねた矢先に我がサイトの協力者が読売新聞の日曜版、なんと2003年8月3日のものを持ってきてくれた。
これがなかなか詳しく、ここで紹介すると、ノルウェーのベルゲンではミンチにして肉団子のようにまとめ、スープの具とする。またフィッシュケーキというこの肉団子を揚げた薩摩揚げのようなものもあるのであると言う。フライにすると言うのも『海の魚』(上野達治著 北海道新聞社)にある。
この魚、大きさまた鮮度によって大きく味わいを変化させるようだ。2キロくらいまでは、旨味も脂も少ない白身で、皮目にも臭みはない。これが大きくなると脂が多くなり、皮目にも臭みがでる。
当然、小振りの物は刺身にもなり、またフライなどは軽い味わいで美味。大きくなっても皮を使わないで身だけならフライや唐揚げ、フィッシュ・アンド・チップスにしてうまい。北欧などで食べられるのは主にこの油で揚げる料理に限れれるのではないだろうか。』
<オオカミウオの動画>
1.室蘭水族館 オオカミウオ2 魚面シリーズ
2.WOLFFISH !
オオカミウオを食べる
ネットアイドル生物図鑑:ウルフフィッシュ(オオカミウオ)
2009年09月28日
魚名:オウムガイ
さかな、サカナ、魚!
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:30cm
学名:Nautilus pompilius 英名:潤タ潤タ
軟体動物門-頭足綱-オウムガイ亜綱-オウムガイ科
分布:西部太平洋熱帯域
<特徴>
殻に入った頭足類で、南太平洋~オーストラリア近海に生息し、水深およそ100m~600mに棲む。深海を好むというイメージもあるが、水深が800mを超えた所では殻が水圧に耐えきれず壊れてしまう。その祖先は4億5000万年前~5億年前に誕生し、それからほとんど進化していないとされる生物である。
餌を捕食するために90本ほどの触手を使い、触手にあるたくさんの皺でものに付着する。触手のうち、上面にある二つの触手の基部が分厚くなって融合し、帽子のような形状を作り殻の口に蓋をする働きを持つ。何かに付着する以外には、触手を運動に使わない。
眼は短い柄の先に付いて、外側が平らになった独特の形を持つものであるが、これはピンホールカメラ方式である。すなわち、タコやイカのカメラ眼とは異なり、レンズの構造がないため、視力はよくない。水の中に落ちた化学物質には素早い動きを見せる。
イカやタコと同じく漏斗(ろうと)と呼ばれる器官から噴き出す水を推進力にして、体を軽く揺すりながらゆっくりと運動する。主な餌は死んだ魚介類や脱皮した殻などである。俊敏に移動できないので、イカやタコのように生きた魚介類を捕まえて食べることができない。
<名前に関して>
日本語のオウムガイは、殻を正位置に立てた場合、黒い部分(生息時は、ここに「ずきん」が被っている)がオウムの嘴に似ている為にこの名がついたものである。 英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来するという。
ガスの詰まった殻内部の容積を調節して浮き沈みする仕組みは潜水艇のそれを先取するものである。そのため、ジュール・ヴェルヌは『海底二万里』に登場する潜水艦にこの名を使い、また現実の多くの潜水艦にもこの名が使われた(特にアメリカの原子力潜水艦が有名)。
他方、イギリスの音響機器メーカーであるB&W社が過去に販売した高級オーディオ用スピーカのNautilus(通称オリジナルノーチラス)は、背面からの音の反射を抑えるためにウーファー部をオウムガイの殻の形に似た形状にし、その独特の外観から現在もファンが多い。現行のスピーカーの上位機種のシリーズ名もNautilus800シリーズ、Nautilus700シリーズとその名を受け継いでいる。後継器にはあからさまな巻き貝状の構造はないが、外周や背後に掛けての形にその面影を残している。
(上記の2件は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
<オウムガイの生態>
オウムガイは北緯30度から南緯30度までの温かい海に見られますが、普段の彼らは大体深度300~500mぐらいの海底にプカプカ浮いて生活しています。ですが実は彼らは夜行性で夜になると餌を求めて、海面近くにまで上がってきます。なので結構幅広い深さに適応している彼らですが、800mより深いところでは殻が水圧に負けてつぶされてしまうため生きていけません。
オウムガイが主に食べる餌はエビや小魚、そしてカニなどの小型の甲殻類で、たくさんある触手を使ってものを食べることが知られています。先に述べたとおり、視覚はあまり良くない彼らですが、餌をとるときには主に嗅覚を使うと考えられています。
またあまり動きが速くない彼らなので、生きた獲物を取ることはあまりなく、死んだ動物の死体をよく食べているそうです。ですがこんなにのんびりしててホントに餌をちゃんと探せるのか心配になりますが、逆に動きがゆっくりしているため使うエネルギーが少なく、なんと一か月に一回ぐらいご飯を食べれば十分なのだそうです。(究極の省エネですねぇ…?)
オウムガイはもちろん卵を産んで増える動物ですが、産卵も食事と同じく海の浅いところで行います。受精はオスがメスの体に触手を使って、精子の入った袋である精包を送り込むことで起こります。彼らの卵の大きさは大体3cmぐらいの大きさで、岩などにくっついた形で産み落とされます。そしてその後8~12か月ぐらいの長い期間を経て、小さなオウムガイの子供が卵からふ化します。
もちろん彼らはすでに小さいながらもちゃんと2.5cmぐらいの殻を持っており、一人前の姿で産まれてきます。オウムガイの繁殖は飼育下でも成功しており、日本の志摩マリンランドや鳥羽水族館など、世界各地の水族館で行われています。
ところでイカやタコなどのほとんどの頭足類は一生に一度しか繁殖を行わず、その後はすぐに死んでしまいます。しかしオウムガイは一生のうち何度も繁殖を行うことが出来、そういった点でも他の頭足類とは一味違っています。ちなみにのんびりした性格の彼らですが、その性格のせいか寿命も頭足類の中では驚くほど長く、うまくいけば20年ぐらいは生きると言われています。 (「オウムガイ」より)
<オウムガイの飼育方法>
オウムガイは、非常にきれいな海の深所に生息しています。そのためか、雑菌にとても弱く、また水質や水温の変化にも敏感で、すぐに調子を崩したりします。
ですから、できるだけ水量の大きい水槽で飼育する(水質や水温が急激に変化しないよう)こと。雑菌に弱いので、他の生きものとは絶対に一緒に飼育せず、細菌が増えそうな底砂や複雑な飾りなどは入れない。
また、餌の食べ残しや糞などは、餌を食べおわった時点ですぐに取り出すこと。などが大切です。殺菌灯は当然必需品です。
水温は、18~20度ぐらい(ヒーター、クーラー(精度の高いもの)を必ずつけて下さい。)
餌は、クリル(オキアミの乾燥飼料)なども食べますが、それだけでは栄養が足りませんので、新鮮な小魚(まるごと、冷凍でも可)、新鮮な小エビなどをピンセットでやハシなどではさんで口の前に持っていく様にして与えて下さい。(クチバシが鋭いので素手では危険です)
だいたい、市販の90cm水槽で3個体までが良いと思われます。あとは、サンゴなどの無脊椎動物の飼育方法に準じて下さい。 (「TOBA AQUARIUM」より)
<オウムガイの動画>
1.オウムガイ(Nautilus)
2.オウムガイとスキューバダイバー
あったらいいと思いませんか?家系図作成致します


コルクマット
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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:30cm
学名:Nautilus pompilius 英名:潤タ潤タ
軟体動物門-頭足綱-オウムガイ亜綱-オウムガイ科
分布:西部太平洋熱帯域
<特徴>
殻に入った頭足類で、南太平洋~オーストラリア近海に生息し、水深およそ100m~600mに棲む。深海を好むというイメージもあるが、水深が800mを超えた所では殻が水圧に耐えきれず壊れてしまう。その祖先は4億5000万年前~5億年前に誕生し、それからほとんど進化していないとされる生物である。
餌を捕食するために90本ほどの触手を使い、触手にあるたくさんの皺でものに付着する。触手のうち、上面にある二つの触手の基部が分厚くなって融合し、帽子のような形状を作り殻の口に蓋をする働きを持つ。何かに付着する以外には、触手を運動に使わない。
眼は短い柄の先に付いて、外側が平らになった独特の形を持つものであるが、これはピンホールカメラ方式である。すなわち、タコやイカのカメラ眼とは異なり、レンズの構造がないため、視力はよくない。水の中に落ちた化学物質には素早い動きを見せる。
イカやタコと同じく漏斗(ろうと)と呼ばれる器官から噴き出す水を推進力にして、体を軽く揺すりながらゆっくりと運動する。主な餌は死んだ魚介類や脱皮した殻などである。俊敏に移動できないので、イカやタコのように生きた魚介類を捕まえて食べることができない。
<名前に関して>
日本語のオウムガイは、殻を正位置に立てた場合、黒い部分(生息時は、ここに「ずきん」が被っている)がオウムの嘴に似ている為にこの名がついたものである。 英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来するという。
ガスの詰まった殻内部の容積を調節して浮き沈みする仕組みは潜水艇のそれを先取するものである。そのため、ジュール・ヴェルヌは『海底二万里』に登場する潜水艦にこの名を使い、また現実の多くの潜水艦にもこの名が使われた(特にアメリカの原子力潜水艦が有名)。
他方、イギリスの音響機器メーカーであるB&W社が過去に販売した高級オーディオ用スピーカのNautilus(通称オリジナルノーチラス)は、背面からの音の反射を抑えるためにウーファー部をオウムガイの殻の形に似た形状にし、その独特の外観から現在もファンが多い。現行のスピーカーの上位機種のシリーズ名もNautilus800シリーズ、Nautilus700シリーズとその名を受け継いでいる。後継器にはあからさまな巻き貝状の構造はないが、外周や背後に掛けての形にその面影を残している。
(上記の2件は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
<オウムガイの生態>
オウムガイは北緯30度から南緯30度までの温かい海に見られますが、普段の彼らは大体深度300~500mぐらいの海底にプカプカ浮いて生活しています。ですが実は彼らは夜行性で夜になると餌を求めて、海面近くにまで上がってきます。なので結構幅広い深さに適応している彼らですが、800mより深いところでは殻が水圧に負けてつぶされてしまうため生きていけません。
オウムガイが主に食べる餌はエビや小魚、そしてカニなどの小型の甲殻類で、たくさんある触手を使ってものを食べることが知られています。先に述べたとおり、視覚はあまり良くない彼らですが、餌をとるときには主に嗅覚を使うと考えられています。
またあまり動きが速くない彼らなので、生きた獲物を取ることはあまりなく、死んだ動物の死体をよく食べているそうです。ですがこんなにのんびりしててホントに餌をちゃんと探せるのか心配になりますが、逆に動きがゆっくりしているため使うエネルギーが少なく、なんと一か月に一回ぐらいご飯を食べれば十分なのだそうです。(究極の省エネですねぇ…?)
オウムガイはもちろん卵を産んで増える動物ですが、産卵も食事と同じく海の浅いところで行います。受精はオスがメスの体に触手を使って、精子の入った袋である精包を送り込むことで起こります。彼らの卵の大きさは大体3cmぐらいの大きさで、岩などにくっついた形で産み落とされます。そしてその後8~12か月ぐらいの長い期間を経て、小さなオウムガイの子供が卵からふ化します。
もちろん彼らはすでに小さいながらもちゃんと2.5cmぐらいの殻を持っており、一人前の姿で産まれてきます。オウムガイの繁殖は飼育下でも成功しており、日本の志摩マリンランドや鳥羽水族館など、世界各地の水族館で行われています。
ところでイカやタコなどのほとんどの頭足類は一生に一度しか繁殖を行わず、その後はすぐに死んでしまいます。しかしオウムガイは一生のうち何度も繁殖を行うことが出来、そういった点でも他の頭足類とは一味違っています。ちなみにのんびりした性格の彼らですが、その性格のせいか寿命も頭足類の中では驚くほど長く、うまくいけば20年ぐらいは生きると言われています。 (「オウムガイ」より)
<オウムガイの飼育方法>
オウムガイは、非常にきれいな海の深所に生息しています。そのためか、雑菌にとても弱く、また水質や水温の変化にも敏感で、すぐに調子を崩したりします。
ですから、できるだけ水量の大きい水槽で飼育する(水質や水温が急激に変化しないよう)こと。雑菌に弱いので、他の生きものとは絶対に一緒に飼育せず、細菌が増えそうな底砂や複雑な飾りなどは入れない。
また、餌の食べ残しや糞などは、餌を食べおわった時点ですぐに取り出すこと。などが大切です。殺菌灯は当然必需品です。
水温は、18~20度ぐらい(ヒーター、クーラー(精度の高いもの)を必ずつけて下さい。)
餌は、クリル(オキアミの乾燥飼料)なども食べますが、それだけでは栄養が足りませんので、新鮮な小魚(まるごと、冷凍でも可)、新鮮な小エビなどをピンセットでやハシなどではさんで口の前に持っていく様にして与えて下さい。(クチバシが鋭いので素手では危険です)
だいたい、市販の90cm水槽で3個体までが良いと思われます。あとは、サンゴなどの無脊椎動物の飼育方法に準じて下さい。 (「TOBA AQUARIUM」より)
<オウムガイの動画>
1.オウムガイ(Nautilus)
2.オウムガイとスキューバダイバー
あったらいいと思いませんか?家系図作成致します
2009年09月27日
魚名:オアカムロ
さかな、サカナ、魚!
30歳から始めるカラダの
アンチエイジングプログラム~ザファーム~


「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:45cm
学名:Decapterus tabl 英名:Northern mackerel scad
地方名:ヒメムロ、アカウルミ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-アジ科
分布:南海~台湾、東海中部、九州近海
<特徴>
オカアムロは他のムロアジ類よりもやや深めの層を遊泳している。アカアジとひれが赤いために似ているが体高の差などの点で区別することができる。エサは浮遊性の甲殻類と小さめの魚類を食べることが多い。肉質がよいことから新鮮なものは刺身として食べることがきるが身がやわらかめなのでそんなに向いてなく、ほとんどが塩干品に加工される。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオカアムロに付いては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『市場での評価:ときにまとまって入荷してくるもの。値段は安い。漢字:「尾赤室鰺」。由来:尾の赤いムロアジの意。
市場にくるものでは40センチ近い大形も混じるアジである。ムロアジの特徴は魚体が丸くほっそりしていること。それでムロアジはみな似たもの同士なのだが本主は魚体は銅色を帯び、尾ヒレが赤いので一目瞭然。市場でもなかなか目立つ。
釣り:相模湾などでのマアジ釣りでありきたりな外道である。サビキでもマアジ釣りの片天秤でもマアジの底近くのタナに下りる前にこれがくる。大型で味もイイので釣り師にも人気がある。
秋になると入荷が増えてきて、寒くなるに従って脂がのってくる。ただし夏などは水っぽくて加工品などに回るようである。
一番うまいのは刺身である。残念ながら血合いが大きく、身色がやや赤い。血合いの酸味、色合いの悪さから評価が低いのだが、冬には脂ものってうまい。また四国の郷土料理、「焼き切り」がいい。皮付きで三枚にし腹骨をすいて皮目を焼き、カツオと同じようにたたく。これがうまい。他には干物、フライなど。』
<室戸での呼び名>
『オアカムロが属するムロアジ属の魚は、日本ではオアカムロの他にマルアジ、ムロアジ、クサヤモロ、モロ、アカアジ、インドマルアジが分布しており、室戸ではインドマルアジを除く6種が主に定置網で漁獲されています。そして、それぞれが地方名で呼ばれているもですが、これがややこしい。
「赤むろ」ことオアカムロは体が丸く(太鼓のばちをイメージしてもらえれば)尾びれが赤いのですぐみわけられます。
地方名「赤あじ」のアカアジも尾びれが赤いのですが、赤むろに比べて体がやや扁平(マアジに近い形)なので、すぐわかります。また、「青あじ」と呼ばれるマルアジも一見するとマアジに近い形なので、これもすぐわかります。
問題はムロアジ、クサヤモロ、モロの3種です。どうやら、ムロアジを「せいめい」、クサヤモロが「むろ」、モロを「水ムロ」と呼ぶらしいのですが、「水むろはくさやもろだ」という人がいたり、ムロアジの大きいものを「せいめい」小さいものを「むろ」とよんでみたり、果ては「しむろ」と呼ばれるムロアジがいたり… ここにかいているだけで、混乱に拍車をかけます。
そもそもの問題の発端は、自分自身がこの3種をちゃんと見分けられないからなのですが… ちゃんと見分けがつけば、呼び方が多少違ってもさほど混乱はしないはずですから。しかし、漁師さんたちはさすがです。呼び方はともかくとしても、これらをきっちり分けているのですから。まだまだ海には勉強することが多いなぁと思う魚なのでした。』 (「おさかな情報より)




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「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:45cm
学名:Decapterus tabl 英名:Northern mackerel scad
地方名:ヒメムロ、アカウルミ
脊椎動物門-硬骨魚綱-スズキ目-アジ科
分布:南海~台湾、東海中部、九州近海
<特徴>
オカアムロは他のムロアジ類よりもやや深めの層を遊泳している。アカアジとひれが赤いために似ているが体高の差などの点で区別することができる。エサは浮遊性の甲殻類と小さめの魚類を食べることが多い。肉質がよいことから新鮮なものは刺身として食べることがきるが身がやわらかめなのでそんなに向いてなく、ほとんどが塩干品に加工される。 (「デジタルお魚図鑑」より)
このオカアムロに付いては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『市場での評価:ときにまとまって入荷してくるもの。値段は安い。漢字:「尾赤室鰺」。由来:尾の赤いムロアジの意。
市場にくるものでは40センチ近い大形も混じるアジである。ムロアジの特徴は魚体が丸くほっそりしていること。それでムロアジはみな似たもの同士なのだが本主は魚体は銅色を帯び、尾ヒレが赤いので一目瞭然。市場でもなかなか目立つ。
釣り:相模湾などでのマアジ釣りでありきたりな外道である。サビキでもマアジ釣りの片天秤でもマアジの底近くのタナに下りる前にこれがくる。大型で味もイイので釣り師にも人気がある。
秋になると入荷が増えてきて、寒くなるに従って脂がのってくる。ただし夏などは水っぽくて加工品などに回るようである。
一番うまいのは刺身である。残念ながら血合いが大きく、身色がやや赤い。血合いの酸味、色合いの悪さから評価が低いのだが、冬には脂ものってうまい。また四国の郷土料理、「焼き切り」がいい。皮付きで三枚にし腹骨をすいて皮目を焼き、カツオと同じようにたたく。これがうまい。他には干物、フライなど。』
<室戸での呼び名>
『オアカムロが属するムロアジ属の魚は、日本ではオアカムロの他にマルアジ、ムロアジ、クサヤモロ、モロ、アカアジ、インドマルアジが分布しており、室戸ではインドマルアジを除く6種が主に定置網で漁獲されています。そして、それぞれが地方名で呼ばれているもですが、これがややこしい。
「赤むろ」ことオアカムロは体が丸く(太鼓のばちをイメージしてもらえれば)尾びれが赤いのですぐみわけられます。
地方名「赤あじ」のアカアジも尾びれが赤いのですが、赤むろに比べて体がやや扁平(マアジに近い形)なので、すぐわかります。また、「青あじ」と呼ばれるマルアジも一見するとマアジに近い形なので、これもすぐわかります。
問題はムロアジ、クサヤモロ、モロの3種です。どうやら、ムロアジを「せいめい」、クサヤモロが「むろ」、モロを「水ムロ」と呼ぶらしいのですが、「水むろはくさやもろだ」という人がいたり、ムロアジの大きいものを「せいめい」小さいものを「むろ」とよんでみたり、果ては「しむろ」と呼ばれるムロアジがいたり… ここにかいているだけで、混乱に拍車をかけます。
そもそもの問題の発端は、自分自身がこの3種をちゃんと見分けられないからなのですが… ちゃんと見分けがつけば、呼び方が多少違ってもさほど混乱はしないはずですから。しかし、漁師さんたちはさすがです。呼び方はともかくとしても、これらをきっちり分けているのですから。まだまだ海には勉強することが多いなぁと思う魚なのでした。』 (「おさかな情報より)
2009年09月26日
魚名:エツ
さかな、サカナ、魚!
30歳から始めるカラダの
アンチエイジングプログラム~ザファーム~


「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:30cm
学名:Coilia nasus 英名:Japanese tapertail anchovy
地方名:ウバエツ
脊椎動物門-硬骨魚綱-ニシン目-カタクチイワシ科
分布:有明海~南シナ海北部
<特徴>
成魚は全長30cm-40cmほど。体は植物の葉のように前後に細長く、左右から押しつぶされたように平たい。体側は銀白色の円鱗におおわれ、全体的にはナイフの刃のような外見である。目は頭の前方にあり、口は目の後ろまで大きく裂ける。
胸びれ上方の軟条が糸状に細長く伸びる。尻びれは前後に細長く、体の後半ほとんどに及ぶ。尾びれは小さな三角形で、ほぼ尻びれと連続している。顔つきや鱗などは同じ科のカタクチイワシに似るが、上記の優雅に長く伸びるひれの形状もあって、外見はかなり印象が異なって見える。
渤海、黄海、東シナ海の沿岸域に分布するが、日本での分布域は筑後川河口域を中心とした有明海奥部にほぼ限られる。中国と朝鮮半島の個体群は亜種 C. n. ectenes Yuan et Quin, 1985 、日本の個体群は基亜種 C. n. nasus とされており、ムツゴロウやワラスボなどと同じ大陸系遺存種と考えられている。
普段は汽水域とその周辺の海に生息し、清んだ透明度の高い水域よりも、大河から流入したシルトや粘土が激しい潮汐によって懸濁して濁って見える水域を好む。プランクトン食性で、おもに動物プランクトンを鰓でろ過して捕食する。
産卵期は初夏で、産卵を控えた成魚は川をさかのぼり、夕方に直径1mmほどの浮性卵を産卵する。中国の長江では河口から1000kmの所で成魚が見つかった例もある。ただし日本でのエツの繁殖地はもともと大陸的な大河に依存していることもあってほぼ筑後川に限られ、他の河川で産卵することは少ない。
卵は川を流れ下りながら1日以内に孵化するが、塩分が濃い所まで流されると死んでしまう。稚魚は秋まで塩分の薄い汽水域にとどまって成長し、冬には海水域の深場に移る。寿命は2年から4年ほどで、産卵した親魚はほとんど死んでしまう。
エツの日本での分布は狭く、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されているが、筑後川では筑後大堰の建設でエツの繁殖や成長に適した水域が半減した上、食材として重宝されるために乱獲もされている。エツの漁獲量は1980年代から減少していて、沿岸漁協による放流なども行われているが、改善はあまり進んでいない。 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
<エツの伝説>
葦の葉がエツになったという伝説が有明海湾奥部一帯に残っている。
その昔、弘法大師が九州行脚のとき、現在の六五郎橋(河口から14.5km)あたりにあった渡しを渡ろうとしたが、渡し銭に困っているとき、葦の中に船をつないでいた貧しい漁師が、私がお送りしてあげますといい、無事対岸に渡した。大師はそのお礼に、葦の葉を1枚ちぎり川の中に投げたところ、それが魚となって泳いでいったのがエツというわけです。その後、毎年5、6月になると、この付近にエツが棲息し、これにより漁師は貧しい生活から救われたという。 (筑後川の珍魚「エツ」より)
<もう一つのエツ伝説>
今から約2300年前、秦の始皇帝はやがて自分が年をとり、死に近づくことに不安を抱いた。その不安から逃れるために、秦の始皇帝は古来より中国に言い伝えられている不老不死の霊薬を手に入れようと神仙の術を行なう方士と呼ばれる者を呼んだ。
その者の名を徐福といった。不老不死の霊薬探しを命じられた徐福は、船20艘に少年少女や供の者数百人を乗せて、霊薬があるという蓬莱の島を目指して旅立った。
徐福一行がまずたどり着いたのは、杵島の竜王崎(杵島郡白石町)だった。しかし、上陸には適さない所であったので、徐福は大きな盃を海に浮かべ、流れ着いたところから上陸することにした。盃は流れ流れて筑後川下流の搦にたどり着いた。
この辺りには葉が片側だけにつく片葉のアシが生えているが、これは徐福がこの地から上陸する際に、生い茂るアシの葉を手でかき払ったためだと言われている。そして、その片葉のアシの部分がエツになったと伝えられている。 (「割烹 津田屋 エツ料理より)
このエツに関しては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『食用としては有明海の特産魚である。
このエツというと筑後川での刺し網漁が有名である。観光船に乗り、刺し網漁を見学、とれたものを船上であれこれ料理するというもの。これは筑後川の初夏の風物詩、テレビなどではお馴染みの場面でもある。ただし観光に結びつかなければエツはやや低級な惣菜魚であったと思われ、夕げの善にエツの煮つけなんて子供は楽しくなかったかも知れない。
いちばんうまいのは唐揚げである。細かく骨を切るように包丁を入れて揚げると丸まる捨てるところなく食べられる。これが風味豊かで絶品である。また同じように骨切りして煮つけにしても、身に独特の旨味があって捨て難い味わいである。エツというと背ごし(ウロコと頭を取り水洗い、前方から小口に薄く切っていく、言わば刺身)のことも触れなければいけない。これはただし鮮度の問題から地元ならではのもの。』
<エツの料理>
1.筑後川のエツ料理
2.「エツバーガー」
3.エツ料理
4.エツ(小)の南蛮漬け
5.初めて♪エツのお刺身
オリジナル家系図

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30歳から始めるカラダの
アンチエイジングプログラム~ザファーム~

「デジタルお魚図鑑」より
大きさ:30cm
学名:Coilia nasus 英名:Japanese tapertail anchovy
地方名:ウバエツ
脊椎動物門-硬骨魚綱-ニシン目-カタクチイワシ科
分布:有明海~南シナ海北部
<特徴>
成魚は全長30cm-40cmほど。体は植物の葉のように前後に細長く、左右から押しつぶされたように平たい。体側は銀白色の円鱗におおわれ、全体的にはナイフの刃のような外見である。目は頭の前方にあり、口は目の後ろまで大きく裂ける。
胸びれ上方の軟条が糸状に細長く伸びる。尻びれは前後に細長く、体の後半ほとんどに及ぶ。尾びれは小さな三角形で、ほぼ尻びれと連続している。顔つきや鱗などは同じ科のカタクチイワシに似るが、上記の優雅に長く伸びるひれの形状もあって、外見はかなり印象が異なって見える。
渤海、黄海、東シナ海の沿岸域に分布するが、日本での分布域は筑後川河口域を中心とした有明海奥部にほぼ限られる。中国と朝鮮半島の個体群は亜種 C. n. ectenes Yuan et Quin, 1985 、日本の個体群は基亜種 C. n. nasus とされており、ムツゴロウやワラスボなどと同じ大陸系遺存種と考えられている。
普段は汽水域とその周辺の海に生息し、清んだ透明度の高い水域よりも、大河から流入したシルトや粘土が激しい潮汐によって懸濁して濁って見える水域を好む。プランクトン食性で、おもに動物プランクトンを鰓でろ過して捕食する。
産卵期は初夏で、産卵を控えた成魚は川をさかのぼり、夕方に直径1mmほどの浮性卵を産卵する。中国の長江では河口から1000kmの所で成魚が見つかった例もある。ただし日本でのエツの繁殖地はもともと大陸的な大河に依存していることもあってほぼ筑後川に限られ、他の河川で産卵することは少ない。
卵は川を流れ下りながら1日以内に孵化するが、塩分が濃い所まで流されると死んでしまう。稚魚は秋まで塩分の薄い汽水域にとどまって成長し、冬には海水域の深場に移る。寿命は2年から4年ほどで、産卵した親魚はほとんど死んでしまう。
エツの日本での分布は狭く、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されているが、筑後川では筑後大堰の建設でエツの繁殖や成長に適した水域が半減した上、食材として重宝されるために乱獲もされている。エツの漁獲量は1980年代から減少していて、沿岸漁協による放流なども行われているが、改善はあまり進んでいない。 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
<エツの伝説>
葦の葉がエツになったという伝説が有明海湾奥部一帯に残っている。
その昔、弘法大師が九州行脚のとき、現在の六五郎橋(河口から14.5km)あたりにあった渡しを渡ろうとしたが、渡し銭に困っているとき、葦の中に船をつないでいた貧しい漁師が、私がお送りしてあげますといい、無事対岸に渡した。大師はそのお礼に、葦の葉を1枚ちぎり川の中に投げたところ、それが魚となって泳いでいったのがエツというわけです。その後、毎年5、6月になると、この付近にエツが棲息し、これにより漁師は貧しい生活から救われたという。 (筑後川の珍魚「エツ」より)
<もう一つのエツ伝説>
今から約2300年前、秦の始皇帝はやがて自分が年をとり、死に近づくことに不安を抱いた。その不安から逃れるために、秦の始皇帝は古来より中国に言い伝えられている不老不死の霊薬を手に入れようと神仙の術を行なう方士と呼ばれる者を呼んだ。
その者の名を徐福といった。不老不死の霊薬探しを命じられた徐福は、船20艘に少年少女や供の者数百人を乗せて、霊薬があるという蓬莱の島を目指して旅立った。
徐福一行がまずたどり着いたのは、杵島の竜王崎(杵島郡白石町)だった。しかし、上陸には適さない所であったので、徐福は大きな盃を海に浮かべ、流れ着いたところから上陸することにした。盃は流れ流れて筑後川下流の搦にたどり着いた。
この辺りには葉が片側だけにつく片葉のアシが生えているが、これは徐福がこの地から上陸する際に、生い茂るアシの葉を手でかき払ったためだと言われている。そして、その片葉のアシの部分がエツになったと伝えられている。 (「割烹 津田屋 エツ料理より)
このエツに関しては、「市場魚貝類図鑑」で下記のように紹介されています。
『食用としては有明海の特産魚である。
このエツというと筑後川での刺し網漁が有名である。観光船に乗り、刺し網漁を見学、とれたものを船上であれこれ料理するというもの。これは筑後川の初夏の風物詩、テレビなどではお馴染みの場面でもある。ただし観光に結びつかなければエツはやや低級な惣菜魚であったと思われ、夕げの善にエツの煮つけなんて子供は楽しくなかったかも知れない。
いちばんうまいのは唐揚げである。細かく骨を切るように包丁を入れて揚げると丸まる捨てるところなく食べられる。これが風味豊かで絶品である。また同じように骨切りして煮つけにしても、身に独特の旨味があって捨て難い味わいである。エツというと背ごし(ウロコと頭を取り水洗い、前方から小口に薄く切っていく、言わば刺身)のことも触れなければいけない。これはただし鮮度の問題から地元ならではのもの。』
<エツの料理>
1.筑後川のエツ料理
2.「エツバーガー」
3.エツ料理
4.エツ(小)の南蛮漬け
5.初めて♪エツのお刺身
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